2022-01-01から1年間の記事一覧

御用納め

[風を感じ、ときを想う日記](1162)12/28 御用納め 今日は御用納めの日だそうだ。といっても、引退してしまった身には御用もなければ納めもない。代わりに、日常生活を維持していくための雑用が増え、その部分には休みなど考えられないことにな…

クリスマス

[風を感じ、ときを想う日記](1161)12/25 クリスマス 昨日はクリスマス・イブ、昼過ぎにケーキ屋の前を通ったら長い行列ができていた。ちょうど土曜日の休日と重なったので、品定めも家族連れで押しかけていったのかもしれない。コロナも“日常”…

ナンテン

[エッセイ 645] ナンテン 二十四節気の、大雪(たいせつ)について書いたときのことである。南天(ナンテン)が、この季節の主役の一つであることに初めて気がついた。古くから「十二月の花」とも呼ばれ大切にされてきたようだ。そんな大きな存在なら、…

ストーブの準備

[風を感じ、ときを想う日記](1160)12/20 ストーブの準備 今朝、6時過ぎに2階南側の雨戸を開けたら、真正面の高い位置に下弦の残月が輝いていた。わが家はやや東に向いているので、月の方角は南南東あたりに位置していたことになる。スイカを…

年賀状の準備

[風を感じ、ときを想う日記](1159)12/18 年賀状の準備 今年も、年賀状のプリントが仕上がった。「エッ?あの人まだ元気だったんだ!」といわれたくて今回もそれを準備した。そして、久し振りに古いお知り合いのことを思い出すきっかけにもなっ…

ハクサイ

[エッセイ 644] ハクサイ こう寒くなると、夕食にはなべ物が恋しくなる。その熱々の鍋になくてはならないのがハクサイである。あの、みずみずしさとしゃきしゃき感、そして癖のない控えめな香りと味、野菜類で他に例をみない貴重な存在である。もし、ライ…

ジャズの女王

[風を感じ、ときを想う日記](1158)12/9 ジャズの女王 12月8日の日経新聞の夕刊に、東京で秋吉敏子のコンサートがあったという記事が載っていた。びっくりした。エッ、まだ活躍していたのだ!・・と。実は、ニューヨーク同時テロの直前、現地で彼…

大雪

[風を感じ、ときを想う日記](1157)12/7 大雪 今日とこれからの半月間は、二十四節気でいう「大雪(たいせつ)」にあたる。立冬、小雪に次ぐ冬としては三番目の節気である。ものの本には、山だけでなく平野にも雪が積もる。熊が冬眠に入り、南天…

十二月の風

[風を感じ、ときを想う](1156)12/5 十二月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・私たち「ゆうゆうクラブ」は、月一回、日曜日の朝7時から公園の清掃を行っています。通常は月一回ですが、落ち葉が…

ブラヴォー

[風を感じ、ときを想う日記](1155)12/2 ブラヴォー 今朝は、普段よりちょっぴり早起きした。「どうせだめだろう」と思いながらも、サッカーワールドカップの様子を見たかったためだ。終了直前だったが、なんと日本が2-1で勝っていた。「まさ…

三の酉

[風を感じ、ときを想う日記](1154)11/28 三の酉 今日11月28日は三の酉にあたる。十二支の一つである酉の日は、12日ごとに必ず廻ってくる。それが11月になると、「酉の日」としてわざわざ取りあげられるのは、この月のこの日に限って酉…

初冬の日射しの輝き

[風を感じ、ときを想う日記](1153)11/26 初冬の日射しの輝き 初冬の日射しはことのほか美しい。強からず弱からず、それでいて他の季節には見られないほど光の透明度は高い。雨が少なく、空気中の湿度が下がっているためであろう。さらには、花…

こむらがえり

[エッセイ 643] こむらがえり 三日前、金曜日の就寝中のことだった。夢うつつに思いっきり背伸びをしたら、右足がつって激しく痛んだ。“イタタタタタタタ・・”、痛いだけでどうすることもできない。激しく痙攣しているふくらはぎをさするのが精一杯、た…

ポップ・ミュージック・ショー

[風を感じ、ときを想う日記](1152)11/13 ポップ・ミュージック・ショー 地元バンドによるポップミュージックショーに、抽選で招待するという小さな案内が市の広報紙に載っていた。場所は、ふじさわ宿交流館という市営の観光案内所に併設された…

ザルギク

[風を感じ、ときを想う日記](1151)11/11 ザルギク 秋雨前線と入れ替わるように、紅葉前線が北からゆっくりと南下しはじめ、近在でもハゼウルシが朱色に変わりはじめる。そんななか、町内ではザルギクの名所が見ごろを迎える。今年も見に行かな…

立冬

[風を感じ、ときを想う日記](1150)11/7 立冬 今日11月7日とこれからの2週間は、二十四節気でいう立冬にあたる。書物などによると、陽の光が弱くなり、冬の気配が感じられるようになるころ。そして、サザンカやスイセンの花が咲きだし、北国からは雪の便…

十一月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1149)11/4 十一月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・立冬を前にサザンカが咲きはじめました。この花、漢字では山茶花と書きますが、どうひねってみてもサザンカとは…

上弦の月

[風を感じ、ときを想う日記](1148)10/31 上弦の月 一昨夜、土曜夜のことだった。町内会で花火大会をやるというので出かけてみることにした。会場は、私たちもグラウンド・ゴルフでよく利用する緑の広場と呼ばれる運動広場である。住宅街の中な…

屋外照明のリニューアル

[風を感じ、ときを想う日記](1147)10/26 屋外照明のリニューアル 門柱灯が点かなくなった。10ワットの蛍光灯の入った横長の屋外照明である。一方、玄関前の道路両脇には、水銀灯の明るい外灯が2本も立っている。したがって、わが家の門柱灯は…

名曲フェスティバル

[風を感じ、ときを想う日記](1146)10/24 名曲フェスティバル 昨夜9時過ぎ、入浴を済ませて名曲でも聴こうと思いNHKの「クラシック音楽館」にチャンネルを合せてみた。見覚えのある外国の老指揮者が写っていた。しかし、その背後に並ぶオーケ…

二度目の開花・金木犀

風を感じ、ときを想う日記(1145)10/17 二度目の開花・金木犀 黄色い小さな花が、まるで香水でも振りまいたかのような、えもいわれぬいい香りを放ちながら二度目の満開を迎えた。そのキンモクセイは、近年、二度咲きが当たり前になったようだ。昨…

フェード現象によるバスの事故

[エッセイ 642] フェード現象によるバスの事故 昨日、静岡県小山町の県道「ふじあざみライン」の下り坂で、観光バスが道路の左側のり面に乗り上げて横転する事故があった。乗客乗員36名のうち1名が死亡、残り35名全員がケガをして病院に運ばれたという…

スポーツの秋

[風を感じ、ときを想う日記](1144)10/9 スポーツの秋 明日10月10日はスポーツの日である。その祭日のルーツは、1964年に開かれた東京オリンピックの開会式に遡る。私もまだ若かったあの日の空は抜けるように青かった。あの印象深い秋天と、とう…

十月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1143)10/6 十月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・このところ、いろいろなところでカボチャの飾りが見られるようになってきました。 あのハロウィンは、古代ケルト…

神無月

[エッセイ 641] 神無月 今日、10月2日には、町内の神社で祭礼が行われていた。買い物で、偶然その前を通りかかったので、そのまま立ち寄ってお参りしてきた。それで思い出したが、ふるさとの各部落にお祀りされている神社のお祭りも、たいていこの時…

キンモクセイ

[風を感じ、ときを想う日記](1142)9/29 キンモクセイ 雨戸を開けているとき、金木犀が色づき始めているのに気がついた。昨日の朝のことである。ああ、もうそんな季節になったのだ。暑いあついといっていたのに、彼岸を過ぎてみると、秋の花もち…

小出川のヒガンバナ

[風を感じ、ときを想う日記](1141)9/23 小出川のヒガンバナ 秋分の日から始まる三連休は、台風15号の影響もあって大きく崩れると予報されていた。当方も、そんな状況に鑑み、今日は家でゆっくりと過ごすつもりでいた。しかし、空に雲はかかって…

秋の彼岸のお墓参り

[風を感じ、ときを想う日記](1140)9/22 秋の彼岸のお墓参り 暑いあついといっているうちに、いつの間にか秋の半ばまでやってきた。昨日の水曜日からは、諺どおり冷房のお世話にならなくて済むようになった。一方、ウイズコロナ政策もあって、年…

シロバナヒガンバナ

[風を感じ、ときを想う日記](1139)9/17 シロバナヒガンバナ 台風14号が日本本土を狙っている。この3連休は、どこへ行ってもその影響をもろに受けることになりそうだ。わが町内でも、明日の日曜日には3年ぶりのお祭りを予定している。その夜…

長月

[エッセイ 640] 長月 9月の暦をながめていたら、脇の方に「長月」と書かれていた。そういえば、3ヵ月前に、雨の多いこの6月をなんで「水無月」と呼ぶのだろうと、話題になったことを思い出した。9月の異名長月についても、その由来をいろいろ考えて…