2023-01-01から1年間の記事一覧

薬の数が合わない

[風を感じ、ときを想う日記](1225)12/30 薬の数が合わない この年になると、飲む薬はいやが上にも多くなる。完治が難しく、薬に支えてもらっていないと生き延びていけない状態になっているからだ。結局、薬は年齢とともに増えることはあっても…

サザンカの生け垣

[風を感じ、ときを想う日記](1224)12/28 サザンカの生け垣 わが家を囲う東側と北側の生け垣は、いま華やかな紅色に染まっている。立木として一本、二本と咲いているお宅は沢山見かけるが、この時期に花に囲まれているお宅はそうざらにはない。…

高血圧症

[エッセイ 675] 高血圧症 秋真っ盛りの頃だった。健康状態になんとなく不安を感じたので、行きつけの内科医に相談してみた。それも、「血圧が高いのではないでしょうか」と、こちらから切り出してのことである。結果は高血圧症と診断された。 実は、若い頃か…

冬至

[風を感じ、ときを想う日記](1223)12/22 冬至 今日は冬至。いよいよ寒さの厳しい季節の始まりである。昔の人たちは、これから迎える冬をどう乗り切ろうとしたのだろう。冬至にまつわる言い伝えを拾い上げてみることにした。 「冬至冬中冬はじめ…

年賀状づくり

[風を感じ、ときを想う日記](1222)12/21 年賀状づくり 今年も年賀状づくりに精を出した。まずは、裏面をパソコンできれいにデザインする。文字だけでは味気ないので、辰年にちなんだ図柄も織り込む。表面の宛先は、住所氏名を確認し、喪中などの特殊要…

昼間の忘年会

[風を感じ、ときを想う日記](1221)12/15 昼間の忘年会 町内の、グラウンド・ゴルフのクラブで昼間の忘年会をやった。先に実施した団体戦の表彰式を兼ねた数年ぶりの宴会だった。当クラブの会員数は30名超だが、この宴に参加したのは30名弱だっ…

近場の紅葉見物

[風を感じ、ときを想う日記](1220)12/10 近場の紅葉見物 紅葉見物には、例年それなりの名所に出かけていた。遠くへ行けないときでも、県内の名所にはなんとか足を運ぶようにしていた。大山の大山阿夫利神社下社とか、箱根の箱根美術館庭園とか…

もらい事故

[エッセイ 674] もらい事故 近くの老人福祉施設でのことである。あるサークルで活動中に、係員からお呼び出しがかかった。なんでも、駐車場で私の車にぶつけた人がおり、警察官が来て現場検証中なので立ち会って欲しいということだった。この日は、別の部…

高校・母校にまつわる思い出

[エッセイ 673] 高校・母校にまつわる思い出 高校の母校出身者は、関東地方にたくさん在住している。そのため、独自に同窓会を組織し、卒業生相互の親睦を深めている。その年次総会にあわせて、機関誌も発行している。コロナ以降2回目となる今秋の機関誌…

今年のザルギク

[風を感じ、ときを想う日記](1219)11/24 今年のザルギク 毎年、この時期になると、近在のザルギク畑を見物させてもらうことにしている。2~3百坪はあろうかという広い畑に、南北に畝がつくられ、その尾根にそって赤、黄のザルギクがきれいに…

G・Gブロック大会

[風を感じ、ときを想う日記](1218)11/17 G・Gブロック大会 一昨日は、グラウンド・ゴルフの大会に参加するため、町内の仲間たちと大磯町まで出かけた。湘南ブロック老連という組織が主催する年一回の団体戦である。対象地域とチーム数は、湘…

ジョロウグモ

[エッセイ 672] ジョロウグモ もう2週間は経つだろう。大きなクモが、松と梅の枝の間に巣を張ってジッと獲物を待っている。雨の日も風の日も、もちろん晴れの日も。太陽がチリチリと肌を焼く昼間だろうが、グンと冷え込む夜間だろうが、とにかく一日中ジ…

グラウンド・ゴルフ大会

[風を感じ、ときを想う日記](1217)11/11 グラウンド・ゴルフ大会 今日は、居住地区の老人クラブ連合会主催によるグラウンド・ゴルフ大会が催された。春に続く、今年2回目の“秋の大会”である。小学校の学区でいうと2校分の範囲にあたる。大会は…

優勝フィーバー Ⅱ

[エッセイ 671] 優勝フィーバー Ⅱ 私のエッセーでは、2003年に阪神がリーグ優勝を決めたときの街の様子を、新聞記事から次のように引用していた。「・・道頓堀が『狂喜の街』と化した。阪神タイガースの18年ぶりの優勝が決まった15日夜、大阪・道頓堀の戎…

旭水会の最終総会

[風を感じ、ときを想う日記](1216)11/1 旭水会の最終総会 昨日は、もとお世話になった会社の、“旭水会”という名のOB会の総会に出席した。コロナ騒動のため、2019年秋以来久し振りの集まりだった。ただ、参加人数は8名と極端に少なく、とても会…

松茸

[エッセイ 670] 松茸 親しい知り合いから、“珍しいものが手に入ったのでお裾分けする”という添え書きとともにマツタケが3本送られてきた。その現物を見たのは何年ぶりだろう。マツタケを食べたのは・・。考えてはみたがはっきりした記憶はない。 思い出に残…

十三夜の月

[風を感じ、ときを想う日記](1215)10/28 十三夜の月 昨日、10月27日は旧暦の9月13日にあたっていた。秋の深まるこの夜の月は、「十三夜の月」と呼ばれ中秋の名月に次ぐ二番目の名月だといわれている。 実際、昨夜の月はほとんど円に近く、雲一つない澄…

かつてのリフレッシュ・コース

[エッセイ 669] かつてのリフレッシュ・コース まだ現役だったころ、そして引退後もまだいたって元気だったころ、リフレッシュするために数カ月に一度は一泊旅行に出かけていた。旅行といっても、行き先は箱根か山中湖周辺、そして場合によっては伊豆半島…

コロナワクチン接種

[風を感じ、ときを想う日記](1214)10/15 コロナワクチン接種 一昨日、コロナワクチンの7回目の接種を受けた。いままで、回数を重ねる毎に注射の副作用が重くなるようだといわれてきたので、今回もかなりの緊張感をもって臨んだ。たしかに、1回…

キンモクセイ咲く

[風を感じ、ときを想う日記](1213)10/13 キンモクセイ咲く 昨日の朝のことだった。雨戸を開けると、突然あの個性的な香りが鼻をついてきた。アッ、やっぱり咲いたのだ。実はその前日、わが家のキンモクセイが、なにか蕾らしい白っぽいツブツブ…

木魚

[エッセー 668] 木魚 近所の、高齢者を対象にした市立の老人福祉施設には、50を超える趣味のサークルがある。それぞれ月2回、一回あたり2時間程度活動している。どれもみな賑やかで、高齢者の活力増進に大いに役立っている。そのサークルの一つに、家内も所…

中秋の名月

[風を感じ、ときを想う日記](1212)9/30 中秋の名月 昨夜は十五夜、東の空に上った月は中秋の名月と呼ばれるに相応しい満月だった。短い時間だったが、その美しい姿に満足することができた。実はその前日、9月28日はよく晴れ上がり、夜空は透き通…

中秋の名月

彼岸のころのわが家の催し

[風を感じ、ときを想う日記](1211)9/25 彼岸のころのわが家の催し わが家では、彼岸ともなれば、お墓参りはもとより最低でもあと二つの催し物に首を突っ込んできた。その一つは、彼岸花の名所に足を運ぶことである。わが家からわざわざ足を運ん…

彼岸のお墓参り

[風を感じ、ときを想う日記](1210)9/22 彼岸のお墓参り 昨日、今日、そして彼岸の中日である明日。この三日間、いずれも天候はいまひとつすっきりしないようだ。いつ彼岸のお墓参りに出かけるか、空模様を眺めながらなんとなく迷っていた。最初…

アッ、もう彼岸花!

[風を感じ、ときを想う日記](1209)9/20 アッ、もう彼岸花! 昨日の夕方、いつものルートをいつものように散歩していた。すると、道路脇の小さな花壇に、白いヒガンバナが一輪ひょっこりと顔を出していた。そのすぐ近くには、赤いヒガンバナも半…

老人週間

[風を感じ、ときを想う日記](1208)9/19 老人週間 9月20日からの一週間は、23日の彼岸の中日を挟んで彼岸週間となる。それに先立つ9月15日から21日までの一週間は老人週間である。そして、9月18日は敬老の日でもある。老人を大切にする行事を彼岸…

クズ

[エッセイ 667] クズ 近隣の、高台に続く坂道の土手は、青々としたつる性植物に覆われ、盛り上がってさえ見える。散歩の途次、そこらあたりを眺めながら歩いていたら、大きな緑の葉っぱの間にピンクの花が咲いていた。この植物、一般的には“クズ”というが…

白露

[風を感じ、ときを想う日記](1207)9/8 白露 今日、9月8日と秋分前日までの半月間は、二十四節気では白露(はくろ)と呼ばれている。暑さがおさまり、夜間は大気が冷えてきて草花には朝露がつきだすころになったわけだ。季節の変わり目で、明日9月…