2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

早春の引地川親水公園

[風を感じ、ときを想う日記](1174)2/27 早春の引地川親水公園 引地川親水公園のサクラ見物は、月末の月曜日をおいてほかにないと考えていた。河津桜が満開直前に達し、見ごろを迎えると予想されたからだ。それに、なによりお天気がよく、かなり…

掻い巻き

[エッセイ 652] 掻い巻き この冬の、始まりのころだった。夜寒くて熟睡できない日が続いた。朝方冷えてくると、肩の辺りから冷気が忍び込み、熟睡を妨げてしまうのだ。そうだ、掻い巻き(かいまき)を使えばいいや。まだ、押し入れの下の方にしまい込ん…

サクラとメジロ

[風を感じ、ときを想う日記](1173)2/21 サクラとメジロ 今日あたり、あのサクラは満開になっているのではなかろうか。例年、飛び抜けて早く咲くあの若ザクラは、丘の南面に拓かれた分譲住宅の、そのうちの一軒の庭に植えられている。音を立てて…

フキノトウ

風を感じ、ときを想う日記(1172)2/19 フキノトウ グラウンド・ゴルフの仲間からフキノトウをいただいた。郊外へ出かけたとき、畦道で摘んできたのだそうだ。早速、家内に調理してもらうことにした。メニューをどうするか、ああでもないこうでもな…

有明の月

風を感じ、ときを想う日記(1171)2/17 有明の月 昨日、2月16日の朝のことだった。二階の南側の雨戸を開けたところ、目線の先に細くなりかけた有明の月がくっきりと浮かんでいた。真南よりやや東寄り、ちょうど今年の歳徳神のおられる方角だった…

ちくのう症

[エッセイ 651] ちくのう症 首相が慢性副鼻腔炎の手術を受け、元気に退院されたという。副鼻腔炎?ひょっとして、ちくのう症(蓄膿症)のことではなかろうか。なにかとても身近に感じたので、とっさにそう思った。早速、自宅の医学事典を持ち出して調べ…

所得税の確定申告

[風を感じ、ときを想う日記](1170)2/11 所得税の確定申告 今年も、所得税の確定申告をしなければならないときがやってきた。「しなければならない」と表現したが、われわれの場合は「しなくてもすむが、しなければ損になる」というケースにあた…

二月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1169)2/6 二月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・4日は立春、一年の事実上のスタートです。八十八夜も二百十日も、立春からの経過日数をいいます。立春の前夜は節分…

リスキリング

[エッセイ 650] リスキリング 国会中継のテレビニュースで、首相答弁の中に「リスキング」だったか「リスキリング」だったかの単語が入っていた。聞き慣れない言葉なので、口の中で何度も反復してみた。“リスク”に関連する言葉なのか、あるいは“スキル”の…