2018-01-01から1年間の記事一覧

レコード大賞

[風を感じ、ときを想う日記](883)12/31 レコード大賞 エッ?今年も乃木坂46だったの!今年のレコード大賞に決まったのは、結局、昨年と同じ女の子たちのグループだった。年末のもっとも慌ただしい夕べ、5時間半という膨大な時間をかけて選ん…

火災報知器

[エッセイ 503] 火災報知器 今日は、とくに予定もないので、年末の大掃除でもしようかと考えていた。しかし、それにはお天気があまり芳しくない。そこで、天候にあまり左右されないレンジフードのクリーニングをすることにした。 まず、フィルターを外し…

ポイントターニー方式

[エッセイ 502] ポイントターニー方式 先日、ゴルフのホームコースで、今年最後の競技会が開かれた。その名も「ラストコール杯」と呼ばれている。今年最後の大会だけに、競技方式もいつもとは違うやり方になっていた。通常は、18ホールの合計スコアから…

十二月の風

[風を感じ、ときを想う日](882)12/14 十二月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・このところ、お日様の位置はずいぶん低くなり、夕暮れはすぐやってくるようになりました。木枯らしが吹き、寒さも…

G・Gクラブの忘年会

[風を感じ、ときを想う日記](881)12/8 G・Gクラブの忘年会 私の所属するグラウンド・ゴルフのクラブでは、年4回競技大会を開いている。通常は個人戦だが、秋の大会にかぎっては4~5名編成の団体戦としている。グループメンバーは抽選できめる…

師走の朗報

[風を感じ、ときを想う日記](880)12/2 師走の朗報 11月最後の日、NHKニュースナインはふる里、周防大島町の断水が一部仮復旧したと伝えていた。その画面には、親戚のおばさんまで顔を出していた。なんの応援もできないまま、罪悪感さえ味わい続…

東京大島郡人会'18

[風を感じ、ときを想う日記](879)11/26 東京大島郡人会'18 先週の土曜日、霞が関ビルで東京大島郡人会総会が開かれた。今回で135回目となる。参加者は64名と、この種の会合としてはちょうど手頃な規模となった。来賓には、ふる里から町長…

竹富島

[エッセイ 501] 竹富島 ここ竹富島(たけとみじま)は、石垣島から高速の双胴船で約10分の距離にある。船は竹富東港という桟橋に着いたが、あたりに町らしいものは見当たらない。バスで10分くらい走ったところで、やっとその中心部に着いた。ここでは…

大島大橋の損壊

[風を感じ、ときを想う日記](878)11/18 大島大橋の損壊 先月22日、ふる里の周防大島と本州を結ぶ大島大橋にドイツの貨物船が衝突した。全島16,400人の生活と産業は、壊滅的な打撃を受けたままである。仮復旧は12月上旬になるという。給…

十一月の風

[風を感じ、ときを想う日記](877)11/15 十一月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・今月の15日は七五三参りの日です。女子は3歳と7歳の2回、男子は5歳になると、その成長を祝って大人っぽい…

由布島

[エッセイ 500] 由布島 西表島のマングローブ遊覧を終えた私たちは、由布島(ゆぶじま)に渡るため、その対岸までバスでやってきた。ここから向かいの島へは、約400メートルの海峡の浅瀬を、乗り合いの水牛車で渡る。観光客には、目的地よりも、目的地…

西表島

[エッセイ 499] 西表島 西表島(いりおもてじま)へは、石垣島から高速の双胴船で向かった。台風26号の影響で、海は大荒れのはずだった。乗り物酔いの薬まで用意してそれに備えたが、船は東シナ海の荒波を平気で乗り越え、約40分で無事大原港に着いた。こ…

石垣島

[エッセイ 498] 石垣島 これから乗る飛行機は、ボーイング-737クラスがいいところだろうと想像していた。いままで抱いていた石垣島のイメージから、航空機の大きさはその程度だろうと思っていたのだ。ところが、機内に足を踏み入れて驚いた。通路が2本…

八重山4島めぐり

[風を感じ、ときを想う日記](876)11/1 八重山4島めぐり 10月の最後の日曜日から4日間、ある大手旅行社の主催する「八重山4島めぐり」というツアーに参加した。ここでいう八重山4島とは、沖縄県南端の石垣島、竹富島、西表島、それに由布島…

秋のG・G

[風を感じ、ときを想う日記](875)10/26 秋のG・G大会 昨日、藤沢市と藤沢市老人クラブ連合会共催のグラウンド・ゴルフ大会に参加した。場所は、人工芝の敷き詰められた市営の多目的球技場である。参加者は男女合わせて220名、老人パワーあふ…

東京東和町人会 ’18

[風を感じ、ときを想う日記](874)10/22 東京東和町人会‘18 昨年は、45回目という節目だったので、ちょっと贅沢をして帝国ホテルでの開催を試みた。今年は、またいつもの築地本願寺に戻っての集まりとなった。なにか、わが家に戻ったような和や…

十月の風

[風を感じ、ときを想う日記](873)10/17 十月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・秋はお祭りの季節です。そして、そのお祭りの主役はなんといってもお神輿でしょう。 お神輿とは、神さまにお乗り…

時計

[エッセイ 497] 時計 腕時計を買い換えた。30年ぶりのことだ。まだ正確に動いているが、リューズの部分がすり減って、細い心棒だけになってしまった。それでも、時計本体に不都合はなく、時刻合わせなどの操作にもなんとか対応できる。しかし、細く尖っ…

真夏日の神無月杯

[風を感じ、ときを想う日記](872)10/8 真夏日の神無月杯 前夜、台風25号が、朝鮮半島をかすめて日本海を縦断、最後に、まだ地震の傷の癒えない北海道を襲った。そのあおりを受けて、各地で10月とは思えない真夏日を記録した。静岡では34度…

高校の同窓会

[風を感じ、ときを想う日記](871)9/30 高校の同窓会 今年も賑やかな同窓会となった。とくに嬉しかったのは、20歳の若者が2名参加してくれたことだ。我が母校は、人口減少に伴い他校と統合されて、形の上では消滅したことになっている。その若…

九月の風

[風を感じ、ときを想う日記](870)9/28 九月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・いま、どこからともなく甘い香りが漂ってきます。そのモクセイは、漢字では木犀と書きます。幹の色や紋様が動物のサ…

傘寿を祝い合う会

[エッセイ 496] 傘寿を祝い合う会 今夜は十五夜、それも中秋の名月のはずだ。そう思いつつ、岩国空港からレンタカーでふる里へと向かった。しかし、途中から雨が降り出した。本当の満月は明日のはずだから、楽しみはそれまで取っておこう。そんなことより…

秋雨の彼岸

[風を感じ、ときを想う日記](869)9/21 秋雨の彼岸 このところ、秋雨前線に居座られてすっきりしない日が続いている。そんな中にも、前線の活動が一息つく日がある。晴れ間の覗いた一昨日、なにを差し置いてもあの赤い花だけは見ておきたい。そう…

ハワイ旅行 半世紀前の思い出③(最終章)

[エッセイ 495] ハワイ旅行 半世紀前の思い出(最終章) ハワイ島では、キラウエア火山の火口近くで、噴火の様子を直接見物することができた。普段は爆発的な噴火はなく、溶岩は粘りけがあるので飛び散ることもない。観光客は、すぐ近くで見物することが…

ハワイ旅行 半世紀前の思い出②

[エッセイ 494] ハワイ旅行 半世紀前の思い出 昭和40年代、まだ海外旅行が珍しかったこの時期に、ハワイに行けたのは会社が打ち出した販売店向けセールのおかげである。セール期間中に優秀な成績を上げた販売店に、ハワイ旅行という「景品」が贈呈され…

ハワイ旅行 半世紀前の思い出①

[エッセイ 493] ハワイ旅行 半世紀前の思い出 初めての外遊先はハワイだった。もう47年も前のことになる。さらにその5年後、もう一度ハワイに出かけることができた。三度目に出かけることがあったら、今度はその体験談をエッセーに残しておこうと思っ…

バナナ

[エッセイ 492] バナナ さきに、トウモロコシをおやつにいただいたとエッセーに書いた。おやつを題材に、エッセーでそこまで踏み込むなら、わが家の3時の主役であるバナナについて知らん顔をする訳にはいかないだろう。しかし、それは、すでに「バナナダ…

町内の夏祭り

[風を感じ、ときを想う日記](868)8/26 町内の夏祭り 昨夕、町内の夏祭りが賑やかに催された。4つの自治会が共催する手作りの催し物である。場所は、これら4つのエリアのほぼ中央に位置する公園である。その広場の真ん中に舞台が置かれ、周囲に…

処暑の先取り

[風を感じ、ときを想う日記](867)8/20 処暑の先取り 先週の週末2日間は、気温も湿度も低く、からっとした陽気になった。朝のうちは、なにか羽織っていないとじっとしていられないほど涼しかった。「処暑」までには数日を残しているが、それを先…

八月の風

[風を感じ、ときを想う日記](866)8/16 八月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・浴衣、打ち水、朝顔と並べると、日本の夏を代表する情緒的な風景の一つとなります。 ところで、古代中国では、その…