2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

町内の夏祭り

[風を感じ、ときを想う日記](653)8/31 町内の夏祭り まるでウンカが湧くように、たくさんの子供たちが集まってきた。私たちの、子供時代さながらの賑わいである。おそらく、この町に住むジジ・ババのもとに、他所から多くの孫たちが里帰りしてきた…

わが家のサルスベリ

[風を感じ、ときを想う日記](652)8/24 わが家のサルスベリ 以前、わが家のサルスベリについて、その悪口雑言をエッセーに書いたことがある。花のつきが悪いので、隣に立つ働き者のブンゴウメと比べ、ナマケモノサルスベリとさげすんでいたとまで書…

仏壇

[エッセイ 404] 仏壇 実家に安置されていた仏壇を、昨年の1月にいまの住まいに移した。以降、仏さまにお参りするのが朝の日課となった。このことによって、両親やご先祖さまがぐっと身近になったことを実感している。それと併せて、自分自身の気持ちの中…

後期高齢犬

[風を感じ、ときを想う日記](651)8/15 後期高齢犬 いま、わが家には雌のダックスフンドがいる。長男家族が夏休みの小旅行に出かけるため、4日間だけ預かることにしたのだ。この犬は、かつてはわが家で10年余りに亘って面倒を見た。長男に海外赴…

八月の風

[風を感じ、ときを想う日記](650)8/10 八月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・今日も、朝から蝉しぐれが降り続いています。そのセミたちの運命を、私たちは可哀そうだと思うことがあります。長い地…

大和魂

[エッセイ 403] 大和魂 豪栄道が大関に昇進した。その伝達式の口上で、「大和魂を貫く」と述べたので大変びっくりさせられた。それと同時に、その言葉に違和感さえ覚えた。彼は、「日本人の我慢強さ、潔さがこの言葉には籠っているので選んだ。自分の気持…