町内の夏祭り

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[風を感じ、ときを想う日記](653)8/31
町内の夏祭り

 まるでウンカが湧くように、たくさんの子供たちが集まってきた。私たちの、子供時代さながらの賑わいである。おそらく、この町に住むジジ・ババのもとに、他所から多くの孫たちが里帰りしてきたのだろう。さらには、周辺に散在する新しいマンション群からも湧きでてきたのかもしれない。

 この町内の夏祭りは、過ぎゆく夏を惜しむように8月最後の土曜日に開催された。自治会有志によるまったくの手作りのお祭りである。住宅地の小さな公園にテントが数張り置かれ、各種模擬店と輪投げゲームが用意された。津軽三味線の演奏とよさこい踊り、それに花火も催し物として予定されていた。

 私たち高齢者の会も、かき氷、ポップコーン、スーパーボールすくいのお店、それに子供向けのミニグラウンド・ゴルフゲームで協力させてもらった。私たちのお店やゲームも、結局時間内に行列が途切れることはなかった。

 この日の前夜は、夜中から明け方にかけて土砂降りの雨が降った。天気予報では、この後も2~3日間はぐずついたお天気になるだろうといっていた。心配しながらも、みな半ばあきらめかけていた。それが朝からいいお天気になった。しかも涼しさまで加わって、なにをするにも快適な陽気となった。

 この日、コンディションの不良で一旦は中止となったグラウンド・ゴルフも、みんなの待ちかねた夏祭りも、急速な天候回復で存分に楽しむことができた。