2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

209日

[風を感じ、ときを想う日記](194)8/30 209日 雷を伴った豪雨は、床に就くころから激しくなり、今朝方まで続いた。もちろん夢うつつだったので、何十年に一度しか経験できないような雷雨が、この間ずっと続いていたかどうかは定かでない。 それで…

孫の来訪

[風を感じ、ときを想う日記](193)8/28 孫の来訪 小学生の孫2人が、この前の日曜日から3泊4日でわが家を訪ねてくれていた。先方のおじいちゃんおばあちゃん宅も含め、昨年の夏休みから恒例にしてくれている。親から離れ、子供たちだけで外泊でき…

北京五輪

[エッセイ 217](新作) 北京五輪 「ヨッシ、ヨッシ・・ヨッシャ―!」。最後の瞬間、宇津木元監督は解説者席でこう叫んだ。彼女は、解説者というより一人の日本人になっていた。 1回表、3者三振に終わったとき、とても歯が立ちそうにないと思った。とこ…

空振り

[風を感じ、ときを想う日記](192)8/24 空振り この週末の天気予報は、一週間前から傘マークがついたままになっていた。どうせ当たらないから、最終的には良い方に振れるだろうと期待していた。ところが、ただ的中しただけでなく、さらにそれに輪を…

処暑

[風を感じ、ときを想う日記](191)8/23 処暑 あれだけ暑い暑いといっていたのに、昨日から急に涼しくなってきた。今朝はさらに冷え込み、小雨まで降りだして半袖では寒いくらいである。 暦では、今日とこの2週間は二十四節気でいう処暑にあたる。そ…

クマゼミの北上

[風を感じ、ときを想う日記](190)8/21 クマゼミの北上 久しぶりに、近所でクマゼミの鳴き声を聞いた。一匹だけだったので迫力はイマイチであるが、「シャ、シャ、シャ、シャ、」というあのまくし立てるよう声はまぎれもなくクマゼミのものである。…

お盆

[エッセイ 68](既発表) お盆 8月13日からの4日間は月遅れのお盆にあたり、日本中がその行事でにぎわう。もとは、旧暦7月の13日を迎え盆、16日を送り盆といい、15日を中心としたこの4日間全体をお盆といった。新暦の今も、東京などごく一部の…

Uターン

[風を感じ、ときを想う日記](189)8/18 Uターン 精霊送りの日の夕方、関東地方の天候は非常に不安定だったという。そのため、航空管制がスムーズにいかず、羽田周辺の空は混雑が続いていた。出発時に4~50分も待機させられ、おまけに着陸時にも少…

100円ショップ

[エッセイ 216](新作) 100円ショップ いま愛用の、デジタルカメラを買ったときのことである。専用ケースは3千円近くもするので、代用品で間に合わせることにした。引き出しを探していると、香港のPホテルでお土産に買った高級チョコレートのきんち…

セミの脱皮

[風を感じ、ときを想う日記](188)8/8 セミの脱皮 「朝顔に つるべ取られて もらい水」。俳人、加賀千代女(1703~1775)が35歳のときに詠んだ句である。 朝、顔を洗おうと井戸端へ行ったら、朝顔の蔓が井戸のつるべに巻きついていた。花も…

音だけの花火

風を感じ、ときを想う日記(187)8/6 音だけの花火 昨日は夕方、江の島の花火大会を見にいく予定にしていた。昼近くになって、花火大会に使う作業船が曳航中に行方不明になったというニュースが流れてきた。花火大会は開催できるのだろうか。あちこち…

セミの少ない年

[風を感じ、ときを想う日記](186)8/5 セミの少ない年 昨夜、待望の雨がちょっぴり降った。といっても、ほんのお湿り程度で終わったようだ。今朝には、濡れていたはずのアスファルトもその痕跡すら残していない。 例年いま頃になると、わが家の庭木は…