2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

板金が剥がれかけていますよ!

[エッセイ 605] 板金が剥がれかけていますよ! 台風の接近が心配されていたある日、門柱脇に付けられたインターフォンのボタンが押され、「板金が剥がれかけていますよ!」というダミ声が流れてきた。その声の背後では、トラックの音が大きく響いていた…

ゴルフの再開

[風を感じ、ときを想う日記](1064)9/23 ゴルフの再開 熱中症を警戒して、夏の間はゴルフに手を出さないことにしている。今年も、6月13日を最後に、長い夏休みに入っていた。9月になって、5日と12日の2回ほどチャンスがあったが、いずれも不順な…

台風一過、彼岸花と中秋の名月

[エッセイ 604] 台風一過、彼岸花と中秋の名月 台風の影響で、日曜日の昼過ぎまでずっと雨にたたられていた。その雨も上がり、曇天は抜けるような青空に変わった。しかし、間もなくすると深い闇へと変わっていった。ところが、東の空が急に明るさを帯び…

グラウンド・ゴルフ再開

[風を感じ、ときを想う日記](1063)9/17 グラウンド・ゴルフ再開 晴れやかな顔、そして明るい表情。久し振りに穴蔵から出てきた人たちは、これ以上ないというほどの“いい顔”をしていた。たまの買い物以外、家から出ることはなく、人と話をする機…

秋はそこまでやってきた

[風を感じ、ときを想う日記](1062)9/13 秋はそこまでやってきた 二百二十日も無事通り過ぎたので、これで一安心と思っていたのに、南方にある台風14号が急に右折して日本本土を直撃するかもしれないという。このところ不順な天候が続いたので…

あれから20年・9.11

[エッセイ 603] あれから20年・9.11 夜9時ごろだったと思う。風呂に入っていたら、家内が浴室のドアをたたき、「あのニューヨークの、ワールド・トレード・センターのビルに飛行機がぶつかったらしいよ」と大声で告げた。「間抜けなパイロットもいたも…

重陽の日

[風を感じ、ときを想う日記](1061)9/9 重陽の日 今日は重陽の日、別名菊の節句と呼ばれる五節句の一つに当たる日である。その五節句とは、1月1日の元旦、3月3日のひな祭り、5月5日の端午の節句、7月7の七夕祭り、そして今日、9月9日の…

九月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1060)9/7 九月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・9月21日は旧暦の8月15日、中秋の名月にあたります。お猪口片手にゆっくりと楽しみたいものですが、必ず眺めら…

コロナ禍の認知症対策

[風を感じ、ときを想う日記](1059)9/6 コロナ禍の認知症対策 コロナ禍は依然深刻な状況が続いており、緊急事態宣言は出されたままである。わが藤沢市だけ取り上げてみても、9月5日現在の累積感染者数は6,468人で死者数は50人に達している。われわ…

ナス

[エッセイ 602] ナス 今が旬の秋ナスにはこんな諺がある。「秋茄子(あきなすび)嫁に食わすな」。①秋茄子はおいしいので、しゅうとめが嫁に食べさせたがらないという意。②食べると体を冷やすので、また秋茄子は種が少ないので子供ができないという縁起…