2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ロイヤルウエディング

[風を感じ、ときを想う日記](436)4/30 ロイヤルウエディング 昨夜テレビ中継されたウイリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんの結婚式は、資金を惜しげもなく注ぎ込んで創作されたハリウッド映画のようだった。チャールズ皇太子とダイアナ元妃の…

サクラの名札

[風を感じ、ときを想う日記](435)4/27 サクラの名札 以前住んでいた住宅公団の団地は、私のお気に入り散歩コースの一つである。空間が大きく広がっており、木や花がたくさんあることが私を引き付ける魅力になっている。もちろん、わが家の起点とな…

八重洲というふる里

[風を感じ、ときを想う日記](434)4/25 八重洲というふる里 私の社会人としての第一歩は、東京の八重洲から踏み出した。入社した会社が東京駅の八重洲南口前にあったのだ。まがりなりにも親から独立し、経済的にもちょっぴり楽になった私の青春は、…

愛犬の里帰り

[エッセイ 305] 愛犬の里帰り むかし、キセル乗車という言葉をよく耳にした。乗車駅と降車駅それぞれに有効な乗車券をもち、中間部分は無札のままタダ乗りしようというものだ。キセルは、雁首と吸口が高価な真鍮製で中間部分はただの竹でできている。不正…

ツクシとスギナ

[風を感じ、ときを想う日記](433)4/18 ツクシとスギナ 老夫婦が、川の土手で仲良くツクシを摘んでいる。まわりにはスギナが勢いよく伸びはじめており、ツクシたちは少々押されぎみである。それでも、あのユニークな形はしっかりと維持し、みずみず…

自粛ムードの中の同期会

[風を感じ、ときを想う日記](432)4/13 自粛ムードの中の同期会 春の集いでは、常連メンバー6人のうちの2人が、健康上の理由で参加できなかった。代わって、同期の女性3人が特別に加わった。数カ月前、メンバーのうちの2人と、これら3人の女性…

自粛という名の二次災害

[エッセイ 304] 自粛という名の二次災害 ホームの壁面は、いつも観光地や催しものの華やかな広告ポスターで埋め尽くされている。私たちは、それによって季節の移り変わりを知り、心の奥底からきらめくものをほとばしり出させる。ところが、あれ以来けばけ…

新学期

[風を感じ、ときを想う日記](431)4/5 新学期 震災のことに意識を奪われているうちに、月どころか年度まで替わっていた。わが町内会では、ブロックごとに班を区切っているが、年度替りとともにわが家に班長の当番が回ってきた。班長は町内会の役員を…

折り込みチラシ

[風を感じ、ときを想う日記](430)4/2 折り込みチラシ 今日の朝刊に、周辺スーパー各店のチラシが一斉に折り込まれた。大手スーパー1社だけは3月下旬から入れていたが、その他の中堅店にとっては大震災以降初めてのことである。 いずれのチラシにも…