2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

旧・桃の節句

[風を感じ、ときを想う日記](259)3/29 旧・桃の節句 今日は、旧暦の3月3日にあたる。本来なら、五節句の一つである上巳(じょうし)の節句としてお祝いするはずである。この行事は、雛人形を飾ってお祝いすることから雛祭りと呼ばれたり、桃の花…

日韓頂上決戦

[風を感じ、ときを想う日記](258)3/24 日韓頂上決戦 WCっていうとトイレのことになっちゃうよ。こんな会話で始まったわが家のWBCの応援は、決勝戦では4時間もつきあわされてしまった。試合前のセレモニーから始まったTBSの放送時間は、な…

吾妻橋あたり

[風を感じ、ときを想う日記](257)3/22 吾妻橋あたり 三連休の2日目、街は春のうららかな陽気に包まれていた。雷門の前は、人力車の客引きと記念撮影をする人たちでごった返していた。その間をかき分けて仲見世通りに入ると、まるで人の豪水のよう…

彼岸の日韓戦

[風を感じ、ときを想う日記](256)3/20 彼岸の日韓戦 お彼岸の中日、三連休の初日は朝から雨にたたられた。やはり、金曜日は雨から逃れられないようだ。こうなったらテレビでも見て過ごすしかない。あまり気は進まなかったが、WBCの日韓戦にチャ…

野放しのシクラメン

[風を感じ、ときを想う日記](255)3/19 野放しのシクラメン シクラメンを片づけたのは去年の5月半ばだった。前年の12月から、半年間も私たちを楽しませてくれたのに、とうとうお別れのときがきたのだ。お別れといっても、枯れてしまったシクラメ…

黄砂

[エッセイ 236](新作) 黄砂 林を抜けると、南にむけて一気に視界が開ける。お彼岸の眩しい陽光を期待していたが、日差しは意外に柔らかく、逆光に望む遠景のシルエットは霞んで見える。春霞というと聞こえはいいが、これは単なる黄砂でしかない。せっか…

会社乗っ取り劇

[エッセイ 91](既発表 4年前の作品) 会社乗っ取り劇 この6週間あまり、ライブドアとニッポン放送・フジテレビ連合の仁義なき戦いが続いている。こうした会社乗っ取り劇は、戦後の復興期から高度経済成長期にかけて華やかな話題をふりまいてきた。乗っ…

春の江の島

[エッセイ 235](新作) 春の江の島 台風のような春の嵐が去った翌日の日曜日は、春本番を思わせる穏やかな休日となった。散歩に出かけるにしても、たまには変わったところに足を向けてみたい。そう思っていたら、江の島で春まつりがあるのを思い出した。…

e-Tax Ⅱ

[エッセイ 234](新作) e-Tax テレビの報道によると、日本は納税の電子化で他の先進国に比べ大きく出遅れているという。去年、私はそのe-Tax(電子申告・納税)にチャレンジしようとした。しかし、使っているパソコンの基本ソフト(OS)が時…

花粉症元年

[風を感じ、ときを想う日記](254)3/12 花粉症元年 2月の第3日曜日、この日は晴れて最高気温は15度を超えるという予報であった。こんな絶好のゴルフ日和を見逃す手はないと、ホームコースの月例コンペに参加した。同じ組でまわった4人のうち、…

高齢受給者証

[風を感じ、ときを想う日記](253)3/10 高齢受給者証 国民健康保険・高齢受給者証というのが送られてきた。医療機関でこれを提示すれば、一部負担金の割合が1割で済むという。いままで3割だったので大助かりである。但し、8月からは2割に引き上…

百桜繚乱

[風を感じ、ときを想う日記](252)3/4 百桜繚乱 伊豆からの帰途、熱海港のそばにある親水公園に立ち寄ってみた。満開の桜並木が公園の広場をぐるりと囲んでいる。1月下旬に見た「熱海桜」はもとより、いま売出し中の「河津桜」とも雰囲気が違う。公…

桃の節句

[風を感じ、ときを想う日記](251)3/2 桃の節句 昨夜のN響アワーは、スメタナの連作交響詩「わが祖国」であった。先月収録されたばかりという最新版である。1時間弱、じっくりと楽しませてもらった。 「わが祖国」は私の最も好きな曲の一つで、CDを…