日韓頂上決戦

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[風を感じ、ときを想う日記](258)3/24
日韓頂上決戦

 WCっていうとトイレのことになっちゃうよ。こんな会話で始まったわが家のWBCの応援は、決勝戦では4時間もつきあわされてしまった。試合前のセレモニーから始まったTBSの放送時間は、なんと5時間にも及んだ。今日一日の、一番大事な時間帯を野球放送にそっくり取られてしまったことになる。

 3対2でむかえた9回の裏、絶対の信頼をおいていたダルビッシュが打たれ延長戦に突入した。結果的には活躍すべき人・イチローが打って5対3で日本が勝利をおさめたが、頂上決戦にふさわしい緊迫したゲームであった。

 第1回のWBCでは日本が、北京オリンピックでは韓国が、そして今回の第2回WBCでは再び日本が頂点に立った。これで、世界における野球の中心軸が極東に移ったといっても過言ではない。

 しかし、これらの現象をもって、野球のメジャーリーグが日本や韓国のプロ野球リーグに置き換わったと思う人はいないだろう。大相撲の上位力士がモンゴル出身で占められるようになったからといって、大相撲の本場所がモンゴルに移ったとはだれもいわないのと同じことであろう。

 それにしても、野球の試合時間は長すぎる。こんなにだらだらやっていたら、いまに野球そのものがスポーツのマイナーリーグになり下がってしまう。