2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度末

[風を感じ、ときを想う日記](12)3/31 年度末 会うは別れの始めというが、別れもまた新たな出会いの出発点である。 今日、私の通っていた英会話教室のカナダ人講師と、お別れの昼食会を開いた。といっても、彼は家庭内でゴタゴタがあったからと、待ち…

同期会

[風を感じ、ときを想う日記](11)3/30 同期会 きのうは、前日の予報では雨かもしれないと心配されていた。しかし、早暁の空は雲ひとつなかった。スタートのころから薄雲が広がり、結局うすら寒い一日となったが、久しぶりに楽しさを満喫することがで…

耐震補強

[風を感じ、ときを想う日記](10)3/28 耐震補強 わが家の、長年の懸案事項がやっと解消された。といっても、家具類を壁に固定しただけのことである。 地震のニュースを聞くたびに、家具が倒れないようにしておかなければと思いつつ、つい先延ばしにな…

[エッセイ 53](既発表 2年前の作品) 娘 きのう昼過ぎ、30歳台半ばの娘から電話があった。いま成田におり、これから、小学校2年生になる長女と2人で北京に観光旅行に行くということであった。 初めて聞く話で多少びっくりしたが、なんとも気楽に海外…

大阪場所

[風を感じ、ときを想う日記](9)3/27 大阪場所 みんなハッピーな大阪場所だった。 白鵬は、早々に大関昇進を決めた。心配された魁皇は、その白鵬をやぶって現役に踏みとどまった。いつも魁皇とカド番を競演する千代大海は、9-6という立派な成績で大…

同窓会

[風を感じ、ときを想う日記](8)3/26 同窓会 私が通っていた高校の同窓生は、関東地区だけで独自の同窓会組織を持っている。昨日、その幹事会が開かれた。秋に開く年次総会について、開催要領の概略をまとめるためである。 定例議題はすんなりと決まっ…

ソメイヨシノ

[風を感じ、ときを想う日記](7)3/25 ソメイヨシノ 近所のソメイヨシノが満開になった。E社の構内に植えられた大木が、県道の上に張り出し、穏やかな陽光に輝いている。 面白いことに、数十本にものぼる大木のうち、咲きそろったのが全体の六割ほど、…

社会保険事務所の閉鎖

[風を感じ、ときを想う日記](6)3/24 社会保険事務所の閉鎖 私の通っていた英会話教室が今日で終わった。市内の社会保険事務所が今月で廃止されるのに伴い、併設の健康センターやカルチャーセンターもすべて閉鎖される。費用も安く、気軽に利用していた…

パラリンピック

[風を感じ、ときを想う日記](5)3/23 パラリンピック トリノ・パラリンピックの後半は、WBCの陰に隠れて影が薄くなってしまったが、こちらも日本人の活躍は見事であった。メダルの数、しめて9個。先のトリノ・オリンピックに比べ雲泥の差である。 当事…

菜の花

[エッセイ 116] (新作) 菜の花 川の土手では、いま菜の花が満開である。待ちわびた春の到来を実感させるあの萌えるような黄色が一面に広がっている。顔を近づけてみると、むせ返るような温気のなかを、蜂たちが気ぜわしく蜜を集めていた。そういえば、…

春分の日

[エッセイ 13](既発表 3年前の作品) 春分の日 3月21日は春分の日である。この日の昼間の時間は、夜の長さとほぼ同じである。昔から、暑さ寒さも彼岸までという言い伝えがある。日本の大部分の地域では、冬の寒さは春分の日のころまでには終わりを告…

開花宣言

[風を感じ、ときを想う日記](4)3/21 開花宣言 さすが彼岸の中日、春爛漫の一日であった。今日は晴れて暖かくなる。風も弱いだろう。こんな天気予報に背中を押され、朝7時過ぎには自宅を出た。春分の日杯、今日私が参加したホームコースの月例ゴルフコ…

白木蓮

[風を感じ、ときを想う日記](3)3/20 白木蓮 王ジャパンが、韓国に6対0で大勝した。三度目の正直である。二度あることは三度あるのではと心配していたが、これで誤審以来の胸のつかえもとれた。 最後の最後まで、望みを捨てずベストをつくすべきだ。…

花粉症

[エッセイ 51](既発表 2年前の作品) 花粉症 この日も、そのゴルフ場には白いマスクをかけた人が数人いた。なにかとても異様な雰囲気を感じさせる。なにもそこまでしてゴルフをやらなくてもと思うが、本人にしてみれば2ヵ月も3ヵ月も休んではいられな…

日焼け

[風を感じ、ときを想う日記](2)3/19 日焼け ここ2、3日、顔の色がだんだん赤黒くなってきた。どうやら、帰省していたときの日焼けが、今ごろになって表面に現れてきたようだ。 母が入院していた病院は、私が3年間過ごした高校のすぐそばにあった。当時、片…

梅花

[風を感じ、ときを想う日記](1)3/18 梅花 先月末、郷里の母が体調を崩して緊急入院した。先に駆けつけていた妹と交代して、10日あまり帰省してきた。 帰宅してみると、出発前、開花直前まで膨らんでいたわが家の梅は、すっかり盛りをすぎてしまっていた。…

パリの肉料理

[エッセイ 50] (既発表 2年前の作品) パリの肉料理 このたび、私達は38回目の結婚記念日を迎えた。11年前、子供達が独立したのを機会に、初めての海外旅行に出かけた。私の永年勤続記念を兼ねたものであったが、行き先がパリだったせいか、その感動…

沖縄

[エッセイ 11] (既発表 3年前の作品) 沖縄 先週3日間、夫婦で沖縄観光に出かけた。今回はいわゆるパック旅行を利用したが、この種の商品としてはかなりグレードの高いものであった。とくにホテルは、立地とその星の数において大いに満足のいくものであ…

クラシック音楽

[エッセイ 90] (既発表 1年前の作品)クラシック音楽 中学校から高校にかけて、NHK第2放送のクラシック音楽の番組をよく聴いた。いまの教育テレビで放送されているN響アワーではなかったかと思う。クラシック音楽が好きで、趣味で聴いていたとは思え…