2010-01-01から1年間の記事一覧

流転の英会話教室

[風を感じ、ときを想う日記](410)12/25 流転の英会話教室 いずれそうなるだろうとは思っていたが、ついに終わりを迎えるときがやって来た。5年近くお世話になった英会話教室が昨日で閉鎖された。個人でやっていたので、限界があるのは当然のこと…

一陽来復

[エッセイ 298] 一陽来復 昨日の夕食にはカボチャの煮ものが用意され、就寝前に使う浴槽にはユズが浮かべられていた。そして今日、午前の紅茶にはユズのマーマレードが加えられていた。もちろん、昨22日の冬至にちなんでのことである。 冬至にカボチャ…

落ち葉かき

[風を感じ、ときを想う日記](409)12/21 落ち葉かき 最後まで頑張っていた梅の葉っぱが残り数枚になった。幹をゆすって、それらに最後の引導を渡してやった。この冬、落ち葉となって庭の邪魔者となるのは、彼らが最後となるはずである。 昨日の月曜…

年賀状作り

[風を感じ、ときを想う日記](408)12/18 年賀状作り 年賀状を作るのに、以前は専用ソフトを用意してそれなりのものを作ろうと頑張っていた。しかし、2年前にパソコンを買い換えたあたりから、そこまで手をかけることはしなくなっていた。昨年も一…

親子ゴルフ

[風を感じ、ときを想う日記](407)12/13 親子ゴルフ 先週末は、珍しい組み合わせでゴルフを楽しんだ。友人親子、それに当方親子の4人である。息子たちは現役なので土日にしか時間が取れない。一方、高校時代の友人は、いまも現役の神職なので土日…

B級グルメ

[エッセイ 297] B級グルメ このところ、B級グルメが身近なところでも話題に上るようになった。この20年来のB級グルメブームは、折からの地域おこし運動と呼応する形で、巨大な波となって私たちのすぐ目の前に迫っている。 今年の第5回「B級ご当地…

小春日和のゴルフ

[風を感じ、ときを想う日記](406)12/6 小春日和のゴルフ 顔見知りの同伴プレーヤーから、「あなたは月例コンペにはよく参加するんですか?私はしばらくご無沙汰していたんですよ」と話しかけられた。私は、「秋はなにかと行事が重なり、今回も久し…

郡人会新会長挨拶

[風を感じ、ときを想う日記](405)12/3 郡人会新会長挨拶 恒例の郡人会が、昨夜表参道のダイヤモンドホールで開かれた。100年以上の伝統を持ち、今回で127回目の年次総会を迎えた。なんと100名を超える人が集まり大盛況となった。 来賓も多…

初冬の花火

[風を感じ、ときを想う日記](404)11/28 初冬の花火 例年なら、8月の初旬に行われる江の島の花火大会が、今年は3カ月半も遅れてやっと昨夜行われた。市制70周年の、各種記念行事のやりくりからこの時期にずれ込んだものだ。しかし、さすがに夜…

大山の紅葉

[風を感じ、ときを想う日記](403)11/25 大山の紅葉 先日の紅葉見物は、雨にたたられいま一つさえなかった。雲が低く垂れこめ、途中から雨も降りだした。交通渋滞で現地への到着が遅れ、最終目的地では薄暮の中、傘をさして歩かなければならなかっ…

袋田の滝

[エッセイ 296] 袋田の滝 紅葉見物を兼ねて訪れた袋田の滝は、茨城県北部の大子町にあった。久慈川の支流である滝川の、もっとも険しい渓谷のど真ん中に鎮座している。袋田の滝の見物は有料だった。周辺の地形が険しく、観漠のための施設を利用しないと満…

星野哲郎さんの葬儀

[風を感じ、ときを想う日記](402)11/20 星野哲郎さんの葬儀 日本人の心の奥底には、私たち自身でさえ認識していない共通の情感が潜んでいる。それを言葉に写し取り、詩という道具を使って見事に表現してくれたのが星野哲郎さんである。 星野さんは…

新ぺリア方式

[風を感じ、ときを想う日記](401)11/19 新ぺリア方式 お天気はやっと回復したのに、私のゴルフはスタートから大荒れに荒れた。中盤からやっと落ち着きを取り戻したが、午後になるとまた地金が出て、結局ちぐはぐなゴルフになってしまった。 この日…

涙雨の長い一日

[風を感じ、ときを想う日記](400)11/16 涙雨の長い一日 昨日は、早起きしてバスツアーに参加した。茨城県北部の紅葉と滝を巡る人気のツアーだ。訪問先は、花貫渓谷、袋田の滝、それに竜神大吊橋である。朝のうち晴れていたが、午後の肝心なところ…

インフルエンザ予防注射

[風を感じ、ときを想う日記](399)11/13 インフルエンザ予防注射 インフルエンザの予防注射を受けた。今年のワクチンは、旧来型と新型の両方のウイルスに対応したものだという。昨シーズンは都合2回受けなければならなかったので今年は大助かりで…

会社OB会 ’10

[風を感じ、ときを想う日記](398)11/11 会社OB会 '10 前日、同級生と力を合わせて暴風と戦ってきたせいだろうか、昨日の会合はいま一つ気持ちの昂りを感じなかった。それでも、周りの人とのおしゃべりに夢中になり、時間の感覚をすっかり無く…

同期のもみじ

[風を感じ、ときを想う日記](397)11/10 同期のもみじ 毎週楽しみにしているNHKの歌謡番組を見ながら、コックリコックリとやっていた。家内に注意され、風呂に入ってすぐ床についた。ゴルフをハーフしかやってこなかったのに、疲れ果てテレビも…

[エッセイ 295] 萩 私の初めての転勤は、ようやく中堅といわれるようになった37歳の時だった。それまでの10年間は公団住宅に住んでいた。家賃の半分以上を会社が持ってくれるので、地方に出るときくらいは一戸建てに住みたい。通勤は多少不便でも、た…

地鎮祭

[風を感じ、ときを想う日記](396)11/4 地鎮祭 長男は、たとえ小さくとも23区内に一戸建ての家を持ちたいといっていた。厳しい勤務実態から、なるべく都心に近いところに住みたいのだそうだ。その願いがかなって、昨日、西荻窪で地鎮祭をとり行っ…

実家の地デジ対策

[風を感じ、ときを想う日記](395)11/2 実家の地デジ対策 先月26日からの1週間、母の様子を見るために帰省した。1年のうちで最も穏やかな季節のはずが、どういう訳か5日間も強風に曝された。6日目は台風の余波をもろに受けた。青空を目にでき…

単純疱疹

[風を感じ、ときを想う日記](394)10/25 単純疱疹 2週間前の火曜日、朝、顔を洗おうとしたら鼻の表面に違和感を覚えた。鏡で見ると、その側面が赤く腫れあがっていた。場所からいって、どうやら面疔(めんちょう)ができたようだ。抗生物質の軟膏…

セカンドテレビ

風を感じ、ときを想う日記(393)10/23 セカンドテレビ 2階の6畳間には、4年前に買い替えた17インチの小型テレビがあった。見るのは、寝る前と朝着替えるまでのほんの短い時間である。地デジのことが気になっていたが、対応策についてはあまり…

町人会でのあいさつ

[風を感じ、ときを想う日記](392)10/18 町人会でのあいさつ 「・・サラリーマンを引退して以来、交遊関係は同郷人へと比重が移っていった。現在は、在京、在郷ともに同級生との付き合いが一番濃い。次が同窓生、そして同郷人である。ルーツの基幹…

488メートル

[風を感じ、ときを想う日記](391)10/15 488メートル この二日間、結構な距離を遠出した。 一昨日は、同郷出身者のゴルフコンペが千葉県の佐倉で開かれた。このコンペでは、秋の大会で優勝者とその同伴プレーヤー3人に松茸が贈られる。ご奇特な…

尾骶骨痛

[エッセイ 294] 尾骶骨痛 朝目覚めて、布団の上に起きあがろうとすると、お尻が痛くてうまく腰を下ろすことができない。正座ならなんでもないが、足を投げ出して“く”の字になったり、あぐらをかいたりすることができないのだ。手で押したくらいではなんで…

かおりの金木犀

[風を感じ、ときを想う日記](390)10/7 かおりの金木犀 近所を散策していると、どこからともなくかすかなかおりが漂ってくる。立ち止まってあたりを見回すと、繁みの陰に橙色の小さな花の塊が見え隠れする。アッ、こんなところにもあったのか! トイ…

たばこ依存症

[エッセイ 293] たばこ依存症 今月からたばこが大幅に値上げされた。買いだめに走った人、これを機会にやめようと苦闘する人、愛煙家にとってまた一段と厳しい季節がやってきた。 私の場合は、7年前の値上げを機会に44年間続いたたばことの縁を切った…

侵犯問題・Ⅱ

[風を感じ、ときを想う日記](389)10/2 侵犯問題・ 韓国・ソウル市街のド真中に、南山(ナムサン)という海抜262メートルの美しい山がある。頂上にはテレビ塔も建てられており、ソウル全体が見渡せる眺望に優れた観光名所である。そこを訪れたの…

お神輿のパレード

[風を感じ、ときを想う日記](388)9/27 お神輿のパレード 例年これを楽しみに待っている。市民まつりの目玉、大パレードである。目の前を、賑やかなパフォーマンスが次々と通り過ぎていく。 伝統的なお囃子と踊りは9団体、韓国からも1団体が加わっ…

領海侵犯とその対応

[風を感じ、ときを想う日記](387)9/25 領海侵犯とその対応 「日本国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上身柄を拘束して捜査を続けるのは相当でない」那覇地検次席検事のこの余計なひと言は、国益を大きく損ね、将来に決定的な禍根を…