セカンドテレビ

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風を感じ、ときを想う日記(393)10/23
セカンドテレビ

 2階の6畳間には、4年前に買い替えた17インチの小型テレビがあった。見るのは、寝る前と朝着替えるまでのほんの短い時間である。地デジのことが気になっていたが、対応策についてはあまり真剣に考えていなかった。

 ところが、放送はこの夏から地デジ用の横長画面に移行したため、上下がカットされて見える部分がいっそう小さくなった。おまけに、その下部の余白に地デジ対策を急ぐようにとのメッセージまで流されるようになり、それが目障りで余計見にくくなった。そんな折、エコポイント制が半減されるかもしれないというニュースが流れてきた。こちらの重い腰も上げざるを得なくなった。

 家電販売店のテレビ売り場は、2台目需要に完全にシフトしていた。来る客も売る側もそうだった。従来は32型以上が主体だったが、今回は小型の品ぞろえが充実しその割高感も解消されていた。ほとんど迷うことなく26型に決めた。ポイントも12,000+3,000あった。

 そのまま持ち帰り、セットも簡単に終わらせた。ところが、今まで使っていた金属製の台では横幅が足りずうまく乗せることができない。その足でDIYに走った。さいわい、家具調の手ごろなものが見つかった。いままでの台は錆が浮き、醜くなっていたのでこちらも買い替え時だった。テレビを変えただけで、こんなにも部屋が見栄えするようになるとは思ってもみなかった。