2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

キンモクセイ

[風を感じ、ときを想う日記](1142)9/29 キンモクセイ 雨戸を開けているとき、金木犀が色づき始めているのに気がついた。昨日の朝のことである。ああ、もうそんな季節になったのだ。暑いあついといっていたのに、彼岸を過ぎてみると、秋の花もち…

小出川のヒガンバナ

[風を感じ、ときを想う日記](1141)9/23 小出川のヒガンバナ 秋分の日から始まる三連休は、台風15号の影響もあって大きく崩れると予報されていた。当方も、そんな状況に鑑み、今日は家でゆっくりと過ごすつもりでいた。しかし、空に雲はかかって…

秋の彼岸のお墓参り

[風を感じ、ときを想う日記](1140)9/22 秋の彼岸のお墓参り 暑いあついといっているうちに、いつの間にか秋の半ばまでやってきた。昨日の水曜日からは、諺どおり冷房のお世話にならなくて済むようになった。一方、ウイズコロナ政策もあって、年…

シロバナヒガンバナ

[風を感じ、ときを想う日記](1139)9/17 シロバナヒガンバナ 台風14号が日本本土を狙っている。この3連休は、どこへ行ってもその影響をもろに受けることになりそうだ。わが町内でも、明日の日曜日には3年ぶりのお祭りを予定している。その夜…

長月

[エッセイ 640] 長月 9月の暦をながめていたら、脇の方に「長月」と書かれていた。そういえば、3ヵ月前に、雨の多いこの6月をなんで「水無月」と呼ぶのだろうと、話題になったことを思い出した。9月の異名長月についても、その由来をいろいろ考えて…

中秋の名月

[風を感じ、ときを想う日記](1138)9/11 中秋の名月 沈む日と入れ替わるように、中秋の名月が東の空に現われた。雲一つない深い闇の中に、金色に輝くまん丸い月がぽっかりと浮かんでいる。月は、高く上るにつれ、その色を金色から銀色へ、そして…

九月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1137)9/9 九月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・これからが旬の秋ナスにはこんな諺があります。「秋ナスは嫁に食わすな」。秋ナスはおいしすぎるのでとやっかんでみ…

わが家のカエデ

[風を感じ、ときを想う日記](1136)9/6 わが家のカエデ 紅葉?新緑?それとも新紅?・・やはり、新しい葉っぱなので新葉と呼ぶことにしよう。1ヵ月前に切り落とされた枝の、先端周辺に芽生えた新しい葉っぱのことである。いま、透き通った美しい…

奥手のアサガオ

[風を感じ、ときを想う日記](1135)9/4 奥手のアサガオ 梅雨も終わりのころだった。捜し物をしようと引き出しの中をまさぐっていたら、小さな紙包みが出てきた。「朝顔の種」と書かれており、昨年秋の日付が入っていた。いまから蒔いてもうまく育…

台風シーズン

[風を感じ、ときを想う日記](1134)9/3 台風シーズン いま、樹木に花を付けているのはフヨウの類いである。その中でもひときわ人目を引くのが、花びらを八重につけ、朝夕で色を変えるスイフヨウである。酔芙蓉は、二百十日前後の台風シーズンに見…