[風を感じ、ときを想う日記](1139)9/17
シロバナヒガンバナ
台風14号が日本本土を狙っている。この3連休は、どこへ行ってもその影響をもろに受けることになりそうだ。わが町内でも、明日の日曜日には3年ぶりのお祭りを予定している。その夜には花火大会もあるはずだ。そして、翌月曜日には、わがゆうゆうクラブの敬老会の会合も予定している。いずれも、台風のコースしだいでは大きな影響を受けることになりそうだ。
そんな状況を見越して、買い物に行こうと車で出かけたところ、表通りは大変に混み合っていた。一つ裏を廻ろうと脇道に入ったら、白いヒガンバナがたくさん咲いていた。土手に植えられたカワヅザクラの足下である。春は、早春に濃いピンクの花を、そして秋になると赤いヒガンバナを楽しませてくれるところである。あの赤い花が白に変身したのだろうか。それにしても一週間早い。
早速白いヒガンバナについて調べてみた。この花は、シロバナヒガンバナ、あるいはシロバナマンジュシャゲというそうだ。赤いヒガンバナがショウキズイセン(鍾馗水仙)と交配したものだという。遺伝子の白化現象で、繁殖力は弱いそうだ。赤い花よりかなり早く咲くといわれている。
それにしても、昨年まであのカワズザクラの足下で赤く咲いていたものが突然変異したのだろうか。あるいは、両方が混在していて、後日赤い花も芽を出してくれるのだろうか。一週間後の彼岸のころが楽しみである。