2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

引地川の満開のさくら

[風を感じ、ときを想う日記](1026)3/30 引地川の満開のさくら 東京のさくらの満開は、先週火曜日の3月23日だった。あのとき、ここは一分咲きにも至っていなかった。そのときの様子から、次の日曜日あたりが見ごろだろうと考えていた。しかし…

天空に返り咲いた星

[風を感じ、ときを想う日記](1025)3/29 天空に返り咲いた星 かつて、この関取りのことを二度書いた。「地獄を見てきた元大関の優勝」と「元大関と地上の星」という小文である。そして今回、どうしても三本目を書きたかった。三度目の優勝と大関…

ソメイヨシノの開花

[風を感じ、ときを想う日記](1024)3/23 ソメイヨシノの開花 東京では、ソメイヨシノが満開になったという。そうかなあ?と思いつつ、町内の標準木と目されるご近所の大木の様子を見にいった。まだ1~2分咲き程度で、満開にはほど遠い状態だっ…

コロナワクチン

[エッセイ 587] コロナワクチン 政府の非常事態宣言がやっと解除された。しかし、ちょうど卒業、入学、送別、歓迎といった異動と宴の時期と重なった。寒い長い冬から解放され、花と酒を求めて、人がもっとも浮かれるシーズンでもある。この解除は、不幸…

ツクシとサクラ

[風を感じ、ときを想う日記](1023)3/18 ツクシとサクラ 彼岸のお墓参りに出かけてきた。37万平米あるといわれる市営墓地は、お参りはもとより散策にも向いており、コロナの憂さ晴らしにはうってつけである。周りをきれいに清掃し、お花とお線…

さくら開花・第二弾

[風を感じ、ときを想う日記](1022)(3/14) さくら開花・第二弾 今日は、前日の嵐が嘘だったと思われるくらい見事に晴れ渡った。空気も澄み、丹沢の山々が手に取るようにくっきりと見えた。春霞とは正反対の、この季節にしては珍しい見通しの良…

コロナというブランド

[エッセイ 586] コロナというブランド 行きつけのスーパーで、CORONAブランドの車をよく見かける。同じ車のようだが、止めてある場所までほぼ同じである。運転者の顔は見たことはないが、車の年式からかなりの年配だろうと推測される。ただ、その所有者…

3.11のウグイス

[風を感じ、ときを想う日記](1021)3/11 3.11のウグイス 今年、ウグイスの声を初めて聞いたのは、河津桜を見みるために親水公園に行ったときのことだった。大庭神社の脇を通り過ぎようとしたら、側の森からあの美しい声が聞こえてきた。われわれ…

モクレンの開花

[風を感じ、ときを想う日記](1020)3/7 モクレンの開花 ここ数日暖かい日が続いた。おかげで、せっかく咲いたカワズザクラもあっという間に散ってしまった。長い間待ちわびていたのだから、もう少しゆっくり楽しませてくれればいいのに、見ごろを…

三月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1019)3/5 三月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・あの、濃いピンクに彩られた河津桜が、いまを盛りと咲きほこっています。 あの桜は、昭和30年に河津川沿いで偶然…

ダイコン

[エッセイ 585] ダイコン 先週末の2日間、わが家の買い物ゲームは久し振りに活況を呈した。なんと、近在の3つのスーパーが、そろってアジを特売の目玉として取り上げていたのだ。早速、その夜のメインディッシュは尾頭付きアジの塩焼きとなった。この…