2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

見上げて楽しむ最後の花

[風を感じ、ときを想う日記](961)4/27 見上げて楽しむ最後の花 このところ、連日のようにフジの花を楽しませてもらっている。もちろん、「三密」は避けなければならないので、人気の少ないところを選んでウォーキングがてら仰ぎ見る程度にしてい…

アメリカハナミズキ

[エッセイ 552]アメリカハナミズキ いま、アメリカハナミズキが一番華やかな時期を迎えている。赤、白、そしてピンク。大きく張り出した枝に、四弁の花が無数に群がっている。枝先にあるのは花だけ、ソメイヨシノと同様葉っぱはどこにもみられない。サ…

四月の風

[風を感じ、ときを想う日記](960)4/18 四月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・今朝も、夜明けとともにウグイスが透きとおった声で鳴きはじめました。 ところで、私たちはウグイスについて誤った…

マスクの販売

[風を感じ、ときを想う日記](959)4/15 マスクの販売 「~お役に立てれば幸いです~、不織布三層マスク・2,000枚を158,000円(税抜き)、4月13日から順次発送」。こんな新聞広告が、“半五段”(横:半ページ分、縦:記事5段分)のスペースで都…

一変した街の風景

[風を感じ、ときを想う日記](958)4/11 一変した街の風景 昨日は、市の中心部にある医院に行った。この時節、あまり気乗りはしなかったが、持病を悪化させないためには、月に一度の通院は欠かせない。平素から大変混み合い、待合室で一時間以上待…

自転車

[エッセイ 551]自転車 家内と買い物に行く途中、自転車が背後から勢いよく追い越していった。ほとんど気配を感じさせず、しかも歩道を歩いている家内の脇をすれすれに、である。家内は、「チリンチリンくらい鳴らせばいいのに。本当にあぶない」と憤慨…

三日見ぬ間に桜かな

[風を感じ、ときを想う日記](957)4/2 三日見ぬ間に桜かな タイトルは、大島蓼太の原作「世の中は三日見ぬ間に桜かな」から引用したものだ。元の意味合いは、三日間外に出ないでいたら、“桜の花が咲き揃っていた”である。ところが、いつの間にか「…

耳鳴りは治る?

[風を感じ、ときを想う日記](956)4/2 耳鳴りは治る? いちど全快した耳鳴りが、半年あまりで再発して久しい。もう直らないものと諦め、それに慣れること、そしてそれを忘れることに努めてきた。そんな折、新聞のテレビ欄に「キーン つらい耳鳴りか…