2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大自然満喫の旅

[風を感じ、ときを想う日記](93)5/31 大自然満喫の旅 昨日までの3日間、本州北端の大自然を満喫するツアーに参加した。この3日間、空は透きとおり、暑くもなく寒くもなく、風も穏やかであった。 燃えるような若葉に囲まれ、大自然を心いくまで満喫…

初鰹

[エッセイ 170](新作) 初鰹 JR駅前の商業ビル地階に、たいそう繁盛している魚屋がある。安くて新鮮なのが売り物である。その店で、活きのいいカツオの切り身を二作(さく)買ってきた。二作で500グラムもあるので、一つは冷蔵庫に保管し、あとの一…

昭和のニュータウン

[風を感じ、ときを想う日記](92)5/23 昭和のニュータウン 昨日、所用があって近所の郵便局に出向いた。ついでにと、そこから5分ほどの住宅公団の団地を一回りしてみた。普段から欠かさないよう心がけているウォーキングの代わりである。 そこは、新…

小満

[風を感じ、ときを想う日記](91)5/21 小満 今日、5月21日は小満(しょうまん)である。 万物、しだいに成長して天地に満ちはじめる。麦の穂が色づきだす。蚕が桑の葉を食べはじめる。紅花が、いまを盛りと咲き誇る。五月晴れに恵まれた今日は、暦…

害虫(銃)掃討作戦

[風を感じ、ときを想う日記](90)5/19 害虫(銃)掃討作戦 半袖でも過ごせるような季節になると、木についた虫たちの活動も一段と活発になる。 玄関脇にあるモッコクの新芽は、寄せ集められて茶色い幼虫のゆりかごにされてしまった。垣根のサザンカで…

大船植物園

[エッセイ 169](新作) 大船植物園 近所でも、あちこちでバラの競演が始まった。赤あり黄ありピンクありと、実にきれいで豪勢である。咲き出したばかりの花には勢いがあり、しかも初々しくみずみずしい。これだけの花がまとまって咲いているとしたら、も…

メイスト-ム

[風を感じ、ときを想う日記](89)5/10 メイストーム きょうの午後から夜中にかけて、関東地方は5月の嵐に襲われるということであった。大雨、落雷、突風、そしてヒョウまで予想されるという。雷をことのほか怖がる愛犬とともに、しっかりと身構えて…

鯉たちの恋の季節

[風を感じ、ときを想う日記](88)5/6 鯉たちの恋の季節 薫風に誘われ、いつもの引地川親水公園に出かけてみた。この川も、多くの河川と同じように両岸は石垣でがっちりと固められている。しかし、公園部分の一部、片側約1キロは遊歩道からゆるやかな…

鯉のぼり

[エッセイ 168](新作) 鯉のぼり この季節、車で遠出をすると、河原や谷間にたくさんの鯉のぼりが吊るされているのを見かける。家庭で使われなくなったものを持ち寄り、もう一花咲かせようという地域興しをかねたイベントである。 そのなかでも、最も数…

八十八夜

[風を感じ、ときを想う日記](87)5/3 八十八夜 昨日は八十八夜。ついこの間、節分の豆まきをしたように思うが、あれから3箇月近くが経っていたのだ。八十八夜の別れ霜、という言い伝えがある。これから先、霜の降る心配はほとんどない。霜害にあわな…