害虫(銃)掃討作戦

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[風を感じ、ときを想う日記](90)5/19
害虫(銃)掃討作戦

 半袖でも過ごせるような季節になると、木についた虫たちの活動も一段と活発になる。

 玄関脇にあるモッコクの新芽は、寄せ集められて茶色い幼虫のゆりかごにされてしまった。垣根のサザンカでは、小さな灰色の毛虫が横に並んで新芽を食い荒らしている。赤みがかったヤマモモの新芽には、緑色の幼虫たちが無数に取り付いている。

 彼等の思うがまま、自然の摂理に任せるのが環境には一番いいのかもしれない。しかし、数少ない大切な樹木を食い荒らされていると、黙って見過ごすわけにもいかない。まだ被害にあっていない他の木々も、これからの暑い季節にむけて油断は禁物である。
 
 使い残しの「スミチオン乳剤」をひっぱりだし、噴霧器の電池を確かめて虫たちの掃討作戦に乗り出した。今年もまた、こんな作業を何回か繰り返すことになりそうである。
 
 このところ、アメリカはもとより日本でさえ銃の犯罪が横行している。銃がなくても、社会生活にはなんの不自由もない。銃の掃討作戦には、もっと本腰を入れて取り組んでもらいたい。
 
 それにしても、害虫に返り討ちに合うようなことだけは、決してあってはならない。