2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

早すぎる花見

[風を感じ、ときを想う日記](563)3/24 早すぎる花見 仲日こそ過ぎたが、昨日の土曜日はまだ彼岸の内だった。暑さ寒さもなんとかまでというが、やっとその寒さから抜け出したと思ったら、彼岸が終わらないうちに花見シーズンに突入してしまった。 4…

フランス製ミュージカル

[エッセイ 367] フランス製ミュージカル フランス製のミュージカルを、新装なった渋谷ヒカリエで観た。題名は「ノートルダム・ド・パリ」、ヴィクトル・ユーゴの同名の小説が元になっている。1998年以来世界十数カ国で上演されてきたが日本へは初上陸…

三月の風

[風を感じ、ときを想う日記](562)3/14 三月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ◇ ◇ ◇ この時節、女の子のいるご家庭なら、お雛さまがにぎやかに飾られることでしょう。その雛まつりのすぐ後には、啓蟄と呼…

ある日の優先席

[エッセイ 366] ある日の優先席 日曜日の午前、湘南台で小田急の快速急行新宿行きに乗った。乗車位置は、10両編成の先頭車両、4番目の扉だった。その扉の後ろ側はすべてが優先席だった。休日のこの時間帯、先頭車両はいつもガラガラだが、この日も優先…

三つの春

[風を感じ、ときを想う日記](561)3/8 三つの春 南関東では、染井吉野が3月中に満開を迎えるという。ここ数日の温かさで、桜の開花予想も前の方にぐっと繰り上げられたようだ。そういえば、わが家の遅咲きの豊後梅も一気に開いてきた。梅のたぐいで…

ひな祭り杯

[風を感じ、ときを想う日記](560)3/4 ひな祭り杯 もうすぐ啓蟄、と聞いただけで身体の奥底で眠っていたゴルフの虫が騒ぎだした。寒い中、無理して怪我でもしたらつまらない。そう思い、すっかり冬休みと決め込んでいたが、さすがに春を待ちきれなく…

二年ぶりの春一番

[風を感じ、ときを想う日記](559)3/2 二年ぶりの春一番 今年は、3月の声を聞くと同時に、春一番の大風に見舞われた。春は風が強いものだと思いこんでいたがなんと2年ぶりだそうだ。それにしても、春一番とは言い得て妙である。決して歓迎される現…