ひな祭り杯

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[風を感じ、ときを想う日記](560)3/4
ひな祭り杯

 もうすぐ啓蟄、と聞いただけで身体の奥底で眠っていたゴルフの虫が騒ぎだした。寒い中、無理して怪我でもしたらつまらない。そう思い、すっかり冬休みと決め込んでいたが、さすがに春を待ちきれなくなった。記録をみると、昨年12月の第2日曜日以来クラブを握っていなかった。
 
 今月、ホームコースの競技会は3回予定されていた。第1、第2日曜日、それに春分の日である。最低でもその内の1回くらいは参加したい。前後のスケジュールからは第1日曜日が最適だった。寒さは多少残っているが縮こまっていてもしょうがない。とにかく出かけることにした。
 
 緊張の第1打は、少々天ぷら気味だったがとにかく真中へ飛んだ。しかし、グリーンまではまだ200ヤード以上はある。それを力んで、ダフリぎみに右へ押し出した。アプローチは引っ掛けて左へ。乗ったと思った第4打は、凍ったグリーンに弾かれて反対側のバンカーへ。やっとピン近くへ寄せたが早いグリーンにてこずり3パット。結局スタートホールで8つも叩いてしまった。

 競技会には4カ月も参加していなかったので、今回は入賞資格がない。かといって、1番ホールで投げ出してしまうのではあまりにも情けない。とにもかくにも、自分自身を励ましながら全部を廻り切った。途中から多少自信も戻ってきた。こうして、“ひな祭り杯”を一喜一憂しながら楽しんできた。