大阪場所

[風を感じ、ときを想う日記](9)3/27
大阪場所

 みんなハッピーな大阪場所だった。
 
 白鵬は、早々に大関昇進を決めた。心配された魁皇は、その白鵬をやぶって現役に踏みとどまった。いつも魁皇とカド番を競演する千代大海は、9-6という立派な成績で大関を続けることが決まった。

 千秋楽は優勝決定戦というおまけまでついたが、結局落ち着くところにおちついた。横綱昇進が期待された栃東は、朝青龍に2連勝して来場所に夢をつないだ。上位陣みんなにとって、「オオキニ、オオサカ」の場所となった。

 それにしても、モンゴル勢の活躍には目をみはる。優勝はもとより三賞も独占した。大相撲に籍をおくモンゴリアンは34人にものぼるという。モンゴル場所も、案外近いのではではないか。