同期会

[風を感じ、ときを想う日記](11)3/30
同期会

 きのうは、前日の予報では雨かもしれないと心配されていた。しかし、早暁の空は雲ひとつなかった。スタートのころから薄雲が広がり、結局うすら寒い一日となったが、久しぶりに楽しさを満喫することができた。

 春秋年二回、高校時代の同級生でゴルフを楽しむようになって5年になる。最初のころは、朝集まってプレーし、終わったら帰るというごく普通の楽しみ方をしていたが、いつのころからか前日から集まるようになった。

 ある健康保険組合の保養所を格安で利用できることから、このスタイルがすっかり定着した。飲み、唄い、語り合い、そして下手な棒振りに興じる。

 一泊二日のささやかな年中行事が、先細りになりかけた元紅顔の美少年に、大きな希望と充実感をもたらしてくれている。