花粉症元年

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[風を感じ、ときを想う日記](254)3/12
花粉症元年

 2月の第3日曜日、この日は晴れて最高気温は15度を超えるという予報であった。こんな絶好のゴルフ日和を見逃す手はないと、ホームコースの月例コンペに参加した。同じ組でまわった4人のうち、2人が目をこすったり鼻をクシュクシュやったりしていた。「もう始まったようですね、かわいそうにね!」と残りの1人と話をしていた。

 その日、自宅に帰りついたころから、目のあたりがむずがゆく感じられるようになってきた。翌朝になってもそれはおさまらず、おまけに涙が少しずつあふれてきた。まさか、と思いつつそのままにしておいたらいつの間にか忘れていた。しかし、気がつくとやっぱり同じ状態が続いていた。

 3日目の朝、すでにキャリアの仲間入りをしている家内の薬をもらって飲んでみた。ついでに目薬の予備もさしてみた。症状は和らぎ、目はすっきりとしたように思えたがしょせん応急処置でしかなかった。高齢者はかからないといわれているが、こんな歳になって発症したのだろうか。

 3月に入って、近所の医院で相談したら、奥さんと同じ薬を出しておきましょうといわれた。快適だったはずの2月の第3日曜日は、私にとっては忌まわしい花粉症元年の元日になってしまったようだ。