花粉症の季節

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[風を感じ、ときを想う日記](557)2/23
花粉症の季節

 今年は、花粉がたくさん飛ぶだろうと早くからいわれていた。そんな報道に背中を押され、今年は2月早々から薬を飲み始めた。そのおかげだろうか、中旬に入っても花粉症の症状は全く現れてこなかった。花粉が出遅れているのか、それとも天候が不順なためだろうか。まさか、体質が格段に改善され、花粉に強くなったなどということはないはずだが・・。

 今週の水曜日、前日降った雪がうっすら残る中で朝からグラウンドゴルフに興じた。心配された霜柱はほとんど立っていない。明るさを増した青空は抜けるように透きとおっていた。このところ雨で流れることが多かっただけに、いつも以上に楽しく遊ぶことができた。その日の午後だった。目のあたりに痒みを感じるようになった。家内からは、目やにがたまっているとも指摘された。

 その日の夜中、目の痒さと鼻づまりで目が覚めた。トイレに行く時間にはまだ間があった。どうやら、夢うつつのうちに花粉症の発症を自覚させられたようだ。そういえば、枕には涙の滲んだ跡さえ見受けられた。翌日、さっそく近所のお医者さんに駆けこんだ。ちょうど切れようとしている飲み薬のほかに、目薬も調合してもらうことにした。

 待ちに待った春なのに、いざその季節に入ってみると、喜びよりも苦しみの方が大きかったようだ。