たちばな会’13

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[風を感じ、ときを想う日記](558)2/24
たちばな会 ’13

 昨日は、たちばな会と呼ばれる集まりに参加した。今は一つになったが、会の名前に由来する橘町という町は、合併前はわがふる里の隣町だった。しかし、私の高校の母校はその地域にあったので、私の心の中に両町の境界線はない。昨日四谷で開かれた集まりは、その旧橘町出身者の会だった。

 合併後の町長も、その地域選出の町会議員や支所長を伴って駆けつけてくれた。在京の同郷人たちも三々五々集まってきた。しかし、参加者は昨年より心なしか少なくなったように見受けられる。会員の高齢化が進み、参加に二の足を踏む人が増えたことがその大きな原因であろう。一方、ふる里の人口減から上京する人も減り続け、会員の先細りにつながっているのもまた事実である。

 町長の話では、岩国空港が開港したので、東京に出てくるのも格段に便利になったという。私も先月帰省したばかりなので、そのことは実感としてよく理解できる。せめて、こうしたアクセスの改善が、少しでもふる里の発展につながればと祈ってやまない。参加者との会話の中で、ふる里にも河津桜が植えられており、なんとか人を呼べる名所に育てたいと頑張っているそうだ。

 わが家の近所にももちろん、その河津桜は植えられている。今日、その一本に数輪だけだが開花が認められた。そういえば、ふる里のその河津桜ももう咲いただろうか。外部からたくさんの人が押し掛けてきてくれるだろうか。

写真:近所の畑に咲いた早咲きの梅・・河津桜ではないので念のため