ふる里漬けの三日間

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[風を感じ、ときを想う日記](619)1/22
ふる里浸けの三日間

 3日前の日曜日、久賀倶楽部の年次総会にゲストとして参加した。この会は、ふる里の4町が合併したのを機に、久賀町人会から改称したものである。名称以外、原則それ以前のものを継承している。

 今年の会場は、長年使っている新富町のホテルである。改装ですっかりきれいになった会場には、70名弱の同郷人が集まった。もちろん、ふる里からも町長はじめ町内の有力者数名もはせ参じてくれた。顔見知りも多く、二次会まで含め予定時間はあっという間に過ぎていった。

 明けて月曜日、早朝5時には起床した。羽田から、8時50分発の全日空岩国行きに乗るためである。それから先は、レンタカーを借りて一路ふる里に向かった。会いたい人も多く、片付けておきたい用事もそれなりに溜まっていた。結局、この日11カ所を訪問し、十数名の人にお会いした。

 ふる里2日目は、菩提寺で父の二十五回忌をとり行った。偶然にも、父のイトコの三十三回忌と数日違いで相前後していた。この際、法要は同じ日に同じお寺で続けてとり行おうということになった。親類の人たちの応援を得て、私一人のはずが期待以上ににぎやかな法要となった。

 同郷人との絆のたしかめあいは、3日続きの大きなイベントとなった。それにしても、岩国錦帯橋空港開港のおかげで、ふる里はいちだんと近くなった。