新学期

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[風を感じ、ときを想う日記](431)4/5
新学期

 震災のことに意識を奪われているうちに、月どころか年度まで替わっていた。わが町内会では、ブロックごとに班を区切っているが、年度替りとともにわが家に班長の当番が回ってきた。班長は町内会の役員を分担することになっており、わが家は交通安全部という役を引き受けることになった。

 今日から小学校の新学期が始まり、さっそくその出番がやってきた。最初の3日間、通学路の主要交差点に立って、学童の街頭指導を受け持つことになっている。時間は朝の7時半から8時半までの1時間の予定である。

 他の役員との兼ね合いもあって、街頭には家内が立ってくれることになった。ただ、今日5日だけは9時15分からの30分間、もう一度街頭に立つという。なんでも、新学年の初日は、顔合わせとクラス分けが終わったらすぐ帰宅させるためだそうだ。最初の日は帰路も見守ってやろうということらしい。

 今日の昼前、所用でその小学校の前を通った。大きく枝を張った桜が四分咲きくらいまで開いていた。入学式といえば満開の桜というイメージが強いが、今年は少々遅れているようだ。いずれにしても、新入生たちが早く通学路に慣れ、安心して勉強や遊びに励んでもらいたいものだ。

 そういえば、昭和30~40年代のころ、街頭でよく見かけたあの緑のおばさんという制度は、いまは廃止されてしまったのだろうか。