209日

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[風を感じ、ときを想う日記](194)8/30
209日

 雷を伴った豪雨は、床に就くころから激しくなり、今朝方まで続いた。もちろん夢うつつだったので、何十年に一度しか経験できないような雷雨が、この間ずっと続いていたかどうかは定かでない。

 それでも、リビングルームに寝かせておいたダックスフンドが、おびえきった表情をしているのを見ると、やはり相当なものだったようだ。

 昨日の昼間は終日雨という予報だったが、結局快晴のまま夕暮れを迎えた。所要があって朝から出かけていたが、ハンカチが活躍し、雨傘が邪魔になったことはいうまでもない。今夏以来、この地域は局地的な晴れに恵まれる傾向にあるようだ。そんなつけが、昨夜の集中豪雨となって一気に降り注いだのかもしれない。

 今日は、立春から数えて209日目にあたる。あす210日は、台風襲来による自然災害の確率が最も高い日といわれている。暦は、大部分が中国から渡ってきたものであるが、「二百十日」や「二百二十日」は、農業の観点から台風への注意を促す日本独自の呼称である。

 さいわい、今日も予報が外れて局地的な青空に恵まれた。南の方から台風がやってくる兆しもない。それでも、自然の脅威には、畏敬の念をもって備えるに越したことはない。