珈琲のかおり 夏祭りの氷かき

[風を感じ、ときを想う日記](916)8/25

夏祭りの氷かき

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 1週間前の長期予報によると、昨日の土曜日は雨ということになっていた。それが、この日が近づくにつれていい方に変わり、とうとう“晴れ”になった。

 町内の夏祭りが行われるこの日は、老人クラブでもかき氷店とポップコーン店を出すことにしており、私は氷かきを担当させられることになっていた。特別楽しみにしていたわけではないが、そう決まった以上、気持ちよくやりたい。

 仕事は大きく分けて2回あった。最初は、午前中に町内を巡行する子供神輿の担ぎ手たちに、かき氷のオモテナシをすることである。およそ50名、付き添いの大人も含め、冷たいかき氷の大盛りを手早く振る舞った。

 夕方4時からは有料の露天営業に移った。出足はちょっと鈍かったが、30分が過ぎるあたりから、2台の氷かき機はほぼフル稼働に近い状態に突入した。途中で交代しながら注文をてきぱきとさばいていった。

 お祭り終了予定の午後8時を待たず、30分近くを残して用意していた氷はすべて売り尽くしてしまった。カップの数にして一体何杯売れたのだろう。一杯100円だったので売り上げが確定すれば、数字は簡単に割り出せる。

 それにしても、お祭り自体参加者も多く、大きな盛り上がりを見せた。とくに、子供の数の多いのには驚かされる。町内の高齢化が進む反面、周辺の住宅開発が進んだ結果だと思われる。来年がさらに楽しみだ。