'18 初詣

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[風を感じ、ときを想う日記](829)1/1
'18 初詣

 元旦の朝、お雑煮を食べ始めようとしているときだった。テレビでは、ダイヤモンド富士の中継が始まった。富士山の北西側の麓に位置する竜神池からは、湖面を挟んでご来光のダブルダイヤモンド富士が見られという。昨年もそれを見たが、湖面が波立っていて完全な“ダブル”とはいかなかった。

 それに引きかえ、今朝の東の空は快晴で、日の出を遮るような雲はそのかけらさえ見当たらない。氷や水面を波立たせる風もほとんどなく、富士の雄姿は鏡のように滑らかな水面にくっきりと写っている。あと数分もすれば、初日の出のダブルダイヤモンド富士が、その画面にくっきりと映し出されるはずである。

 一年ぶりのお雑煮とダブルダイヤモンド富士に満足して、近場の白旗神社へと初詣に出かけた。参拝を待つ人の列は昨年よりかなり長かった。穏やかな日和に誘われて、今年は出足が早いのだろうと思った。茅の輪を潜り、手を洗って元の位に戻ってみると、列の間隔は大きく空き、最後尾はずっと前の方にあった。
 
 最後の石段を登り切った先は、拝殿まで二列で進むように仕切られており、賽銭箱も二つ追加されていた。そのため、参拝は実にスムーズに進んだ。
 
 なにか拍子抜けした感もしないではなかったが、順調に参拝できたことの方がはるかに気持ち良かった。この分だと、願い事もてきぱきと処理され、早い段階で実現するかもしれない。

写真:テレビ画面に映し出されたテレビ朝日の画像を撮影したもの。