大島大橋の損壊

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[風を感じ、ときを想う日記](878)11/18
大島大橋の損壊

 先月22日、ふる里の周防大島と本州を結ぶ大島大橋にドイツの貨物船が衝突した。全島16,400人の生活と産業は、壊滅的な打撃を受けたままである。仮復旧は12月上旬になるという。給水のお手伝いさえできない現況に、申し訳なく歯がゆい思いをしている。以下は、町役場の広報誌の記事から。

 ・・・10月22日未明、周防大島町と本州を結ぶ唯一の橋である大島大橋に貨物船が衝突した。広域水道の送水管や通信ケーブルなどが破断し、大島大橋にも損傷があった。周防大島町内は断水により給水が必要となり、大島大橋は片側交互通行を余儀なくされ、日常生活に多大な影響を与えている。断水を受け、山口県内の市町や企業・団体などから給水の支援や飲料水の支援、自衛隊災害派遣温浴施設の無料開放など、多くの暖かいご支援をいただいている。

 10月27日、大島大橋に貨物船を衝突させた船を所有するオルデンドルフ・キャリアーズ(ドイツの船会社)の役員が役場大島庁舎を訪れ謝罪した。スコット・ジョーンズ広報担当取締役は、「地域住民の皆さまならびに地域産業に多大な影響を与えてしまいました。心からお詫びします。」と謝罪した。

 椎木町長は、「町の存続が危ぶまれる状況にあり、16,000人の住民生活や地域経済は麻痺状態に陥っている。」「住民の生活は限界にきている。」と強く抗議し、誠意ある対応を求めた。・・・