十一月の風

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[風を感じ、ときを想う日記](877)11/15
十一月の風

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

 ・・・今月の15日は七五三参りの日です。女子は3歳と7歳の2回、男子は5歳になると、その成長を祝って大人っぽい晴れ着に身を包んで神社にお参りするのが習わしです。

 七五三参りは平安時代に起源をもち、現在のような形に整えられたのは江戸時代といわれています。女児の3歳のお祝いは「髪置(かみおき)の儀」、5歳の男子のそれは「袴着(ちゃこ)の儀」、そして女子の7歳のお祝いは「帯解(おびとき)の儀」といいます。

 3歳の女児は肩上げした着物に朱赤のちゃんちゃんこ、5歳の男子は羽織に袴、7歳の女子は着物に祝い帯というのが伝統的な盛装です。そして、お供には千歳飴が定番です。

 少子化の時代、大切な子供たちの成長をしっかりと見守ってやりたいですね。・・・

 今日は、その七五三参りの日。朝方は今年一番の冷え込みとなり、北の国からは初雪の便りも届いた。晴れた分、気温はどんどん上がり、小春日和と呼ぶに相応しい暖かさとなった。神社にお参りした家族たちもさぞ喜んでいることだろう。子供たちの新しい門出を心からお祝いしたい。