人日の初詣

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[風を感じ、ときを想う日記](322)1/7
人日の初詣

 予定どおり、新年の7日に寒川神社にお参りした。元旦に白旗神社別棟の毘沙門天にお参りしているので、今日のお参りは初詣とはいえない。それでも、わが家の慣例に従えばやはり「初詣」である。

 空は澄みわたり、雪化粧した富士山がくっきりと浮かび上がって見える。肌寒いという予報ではあったが、ぽかぽかと気持ちが良かった。新年も7日目ともなると、さすがの寒川神社も人影はまばらである。ゆっくりと、しっかりと新年のお祈りをしてきた。
 
 この神社にお参りして、毎年楽しみにしているのが神門に飾られた「干支ねぶた」である。干支にちなんだ動物を、張り子でねぶた風に飾りつけている。青森のねぶた師が作ったものだそうだが、横幅8、5メートル、縦2、25メートルという大きなものである。平成13年から始められたというから、今年でちょうど10年目になる。今回はもちろん張り子のトラである。
 
 ところで、今日は五節句の一つ・人日の節句である。七草粥を食べてお祝いすることから七草の節句とも呼ばれている。他の4つの節句は、3月3日というふうに月日に同じ奇数が並んでいるが、1月だけは7日になっている。諸説あるが、難しいことはさておき、年5回しかない節句をゆっくりと楽しみたい。