左義長

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[風を感じ、ときを想う日記](236)1/14
左義長

 午後から、近くの白旗神社で行われた「どんど祭」を見物にいった。どんど祭とは、正月のしめ飾りや門松、あるいは古くなったお札(ふだ)などを焼く神事である。正式には左義長(さぎちょう)と呼ばれ、小正月またはその前夜に全国各地で行われる。

 午後2時すぎ、神主による神事のあと、そのしめ飾りの山に火がつけられた。火の勢いが強くなると、周りを取り囲んでいる人たちが、三色のお餅の刺さった竹竿を一斉に差し出す。この火で焼いたお餅を食べると、今年一年無病息災に過ごせるという。

 この辺では通称どんど祭りといっているが、その呼び名は地方によって微妙に異なる。「どんど」、「どんと」、「とんど」など、もとは火の勢いを擬音で表現したもののようだが、この名前にも地方訛りが色濃く反映している。

 先日は、寒川神社に初詣に出かけ、わが家も正式にお正月をお迎えすることができた。そして今日、そのお正月を白旗神社からお見送りすることができた。これで、今年の正月行事は一通り終わったことになる。

 あと数日のうちには、七福神巡りでまわり残した4カ所にお参りし、みんなの安全と幸せをお祈りしてくるつもりである。

※写真、上は寒川神社恒例の干支ねぶた
     下は白旗神社のどんど祭