八重山4島めぐり

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[風を感じ、ときを想う日記](876)11/1
八重山4島めぐり

 10月の最後の日曜日から4日間、ある大手旅行社の主催する「八重山4島めぐり」というツアーに参加した。ここでいう八重山4島とは、沖縄県南端の石垣島竹富島西表島、それに由布島である。

 わが家では、以前からこのあたりに行ってみたいと考えていた。しかし、この地域は、沖縄本島のはるか南方、台湾のすぐ東隣にある。夏は暑く、また、その頃から秋にかけては台風の頻繁にやってくるシーズンでもある。行くとしたら、暑くないとき、台風の来ないときということでこの時期になった。

 まず、羽田から石垣島まで直行便で飛んだ。この島をベースキャンプにして、八重山4島を巡り歩いた。西表島ではマングローブの原生林を、由布島竹富島では水牛車に乗って観光名所を回った。石垣島では、鍾乳洞や古民家からなるテーマパークを、さらにはグラスボートによる海中遊覧なども楽しんだ。

 出発する一週間前だった。台風26が発生し、我々が石垣島を訪れるころ、ちょうどその台風と出会う予報となっていた。それではたまらないと、一週間の延期を申し入れた。しかし、旅行社は別途30%分を上乗せ請求するという。
 
 やむおえず、当初予定どおり出かけた。結果は、最初の3日間は晴時々曇り、最終日だけ雨となった。この4日間、風は強かったが、天候に大きく影響されることはなかった。観光は順調に進み、得られた満足感は期待以上のものだった。