東京大島郡人会'18

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[風を感じ、ときを想う日記](879)11/26
東京大島郡人会'18

 先週の土曜日、霞が関ビルで東京大島郡人会総会が開かれた。今回で135回目となる。参加者は64名と、この種の会合としてはちょうど手頃な規模となった。来賓には、ふる里から町長や町議会議長、在京では県の東京事務所長や芸能タレントまで含む賑やかな顔ぶれがそろった。

 今回は、この一年間に起こった事件・事故の話題に終始した。大きなものだけでも、8月:2歳の男児が3日間行方不明――スーパーボランティアおじさんに無事助け出された。9月:富田林警察署から逃走した犯人が、道の駅「サザンセトとうわ」に1週間滞在していた。10月:ドイツの貨物船が大島大橋に衝突、全島断水や橋の通行止めなど甚大な被害を受けいまも未解決のままである。

 それでも、ふる里をなんとか応援しようと、前向きな議論が展開された。ただ、むやみに応援に押しかけてみてもかえって邪魔になるだけかもしれない。もちろん、復旧後の観光旅行なら大歓迎だそうだ。県も、割引率50%のプレミアム宿泊券まで出して、個人旅行客の需要喚起の応援をするそうだ。とりあえずは、ふるさと納税を奮発するのが、一番の応援になるのではなかろうか。

 なお、今日11月28日の、日本経済新聞一面のコラム欄「春秋」では、橋の損壊について大きく取り上げてもらっている。こうした各方面の物心両面に亘る支援を受けて、ふる里が立派に再生することを期待したい。