十月の風

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[風を感じ、ときを想う日記](873)10/17
十月の風

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。
 
 ・・・秋はお祭りの季節です。そして、そのお祭りの主役はなんといってもお神輿でしょう。

 お神輿とは、神さまにお乗りいただくための輿で、お祭りや遷宮などで外出されるときに使われます。お祭りのとき神さまにお出ましいただくのは、その機会に庶民の暮らしぶりを見てもらいがてら、ゆっくりと外の空気でも吸ってもらおうというわけです。

 神さまは賑やかなことや少々荒っぽいことがお好きなようです。人々は、お神輿をもみ合うことによって神さまに喜んでもらい、自分たちはそれによってエネルギーを発散させ陶酔の世界へとのめりこむことができます。見る人もまた、引き込まれるように同じ境地へといざなわれていきます。

 私たちも、お祭りに積極的に参加してみてはどうでしょう。・・・

 ところで、私自身もお神輿には大変興味を持ち、例年市民まつりで繰り広げられるお神輿の大パレードを楽しみにしている。ところが、今年は雨で中止になってしまった。残念なことこの上もない、といったところである。

 かわって、今日10月17日はふる里の秋祭りである。子供のころから親しんだあのお祭りが、盛大に執り行われることを願ってやまない。