東京東和町人会 ’18

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[風を感じ、ときを想う日記](874)10/22
東京東和町人会‘18

 昨年は、45回目という節目だったので、ちょっと贅沢をして帝国ホテルでの開催を試みた。今年は、またいつもの築地本願寺に戻っての集まりとなった。なにか、わが家に戻ったような和やかな雰囲気が漂っていた。分相応という言葉があるが、そんな気持ちこそ同郷の志の集いには大切なのかもしれない。

 分母となる郷里の人口が減り、それに比例して上京する人も少なくなってきた。その一方、在京の同郷人も高齢化が進み、このような会合に出席できる人も減ってきた。それでも、この日集まった人数は50名超。最盛期とは比べようもないが、このような集いにはちょうどいい規模かもしれない。もちろん、郷里からも、友好団体からもゲストとして気持ちよく駆けつけてくれた。

 今年は、郷里に関する全国レベルの話題で持ちきりとなった。春先には、広辞苑の最新版に、しまなみ海道がわがふる里を通っているような記述があった。夏には、2歳の男の子が行方不明となり大騒ぎとなったが、スーパーボランティアおじさんがあっさりと見つけてくれた。先月には、富田林署から逃げ出した男が、わがふる里の道の駅に1週間以上も堂々と滞在していた。などなど・・

 ついでだからと、築地場外市場を覗いてみた。アジア方面からと思われる観光客で、以前と変わらぬ繁盛ぶりだった。久し振りの、透き通るような青空を仰ぎながら、なにかとてもすがすがしい安堵感を覚えた。