[エッセイ 652] 掻い巻き この冬の、始まりのころだった。夜寒くて熟睡できない日が続いた。朝方冷えてくると、肩の辺りから冷気が忍び込み、熟睡を妨げてしまうのだ。そうだ、掻い巻き(かいまき)を使えばいいや。まだ、押し入れの下の方にしまい込ん…
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