老人週間

 

[風を感じ、ときを想う日記](1208)9/19

老人週間

 

 9月20日からの一週間は、23日の彼岸の中日を挟んで彼岸週間となる。それに先立つ9月15日から21日までの一週間は老人週間である。そして、9月18日は敬老の日でもある。老人を大切にする行事を彼岸の時期に設定したのは、老人がご先祖さまに一番近い存在だからということかもしれない。

 

 老人週間と敬老の日の起源はまったく別の動機によって生まれた。その辺りのことは、すでにエッセー 565「老人月間」で取り上げているので別途参照いただければさいわいである。養老の滝の起源やそれにまつわる元号などにも触れているので、多少は参考にしていただけるはずである。

 

 それはともかく、わが家でもすでにそれの恩恵にあずかっている。先日15日には、地区社会福祉協議会主催の「敬老会」で楽しいひとときを過ごさせていただいた。そして、昨18日には、近くの老人福祉センターで「敬老の日」の催事を楽しませてもらった。いずれも、市長など偉い人の祝辞付きでもある。もう一つ、町内会からはお祝いのプリペイドカードもいただいた。

 

 こうして、地域社会からは、敬意といろいろなお気遣いをいただいた。これからは、受けた方もそれなりの気遣いをしなければならない。最低でも、地域に迷惑を掛けないよう努める義務がある。そして、できることなら、公園など公共施設の掃除くらいはお手伝いしてもいいのではなかろうか。