[風を感じ、ときを想う日記](1161)12/25
クリスマス
昨日はクリスマス・イブ、昼過ぎにケーキ屋の前を通ったら長い行列ができていた。ちょうど土曜日の休日と重なったので、品定めも家族連れで押しかけていったのかもしれない。コロナも“日常”になりつつあることから、ケーキの売れ行きも好調だったのではなかろうか。
近くの修道院では、門の前にテントを張り、人形を並べてキリストの降誕風景を再現していた。中央に、生まれたばかりのキリストさまと思われる男の子が仰向けに寝かされている。その誕生をお祝いするように、数体の大人が周りにたたずんでいる。右側、一番そばの女性はマリアさまと思われる。
キリスト教についてはほとんど知識がないので、頭を整理するため手持ちの「カタカナ語の辞典」に説明を求めた。クリスマス:キリストの降誕を記念する祝祭。12月25日に行われる。北ヨーロッパの冬至の祭りと融合したものといわれる。キリスト:イエスの尊称。のちにイエスその人をさす。
日本には、お釈迦さまの生まれたときの立像を飾り、甘茶を献げる古くからのお祭りがある。4月8日に行われる花祭り(灌仏会)である。クリスマスの降誕祭と似通ったところがあり大変興味深い。
ま、どのように信じるかは個々人の自由として、みんなが笑顔になって喜び合うことはいいことだ。これからも積極的に盛り上げていきたい。