2015-01-01から1年間の記事一覧

日本三大盆踊り in 藤沢

[エッセイ 424] 日本三大盆踊り in 藤沢 「盆踊りのふるさと」を自認する藤沢が、「藤沢宿・遊行の盆」という催事に、全国の有名盆踊りグループを招いた。盆踊りは、時宗の開祖である一遍上人が、鎌倉時代に広めた“踊り念仏”に由来するといわれる。その時…

丑の日のウナギ

[風を感じ、ときを想う日記](707)7/25 丑の日のウナギ 数日前から、お店のチラシはウナギ一色といっていいほど丑の日特集で賑わっていた。最近では、この「○○の日」というのがやたらと喧伝されるようになってきた。チラシを見るのもいささかうんざ…

サヤインゲン

[風を感じ、ときを想う日記](706)7/19 サヤインゲン 先日、知り合いからサヤインゲンをいただいた。家庭菜園で作ったもののお裾分けだという。さっそく、茹でて胡麻和えにしていただいた。びっくりするほどおいしかった。作り方がよかったのは当然…

アオダイショウ

[エッセイ 423] アオダイショウ 町内を散歩していたら、突然、視界にヘビが飛び込んできた。ギクリとした。最初は、落ちている太い紐をヘビと勘違いしたのだと思ったが、まがいもなく本物のヘビだった。それも、立派なアオダイショウだった。もう何十年も…

七月の光

[風を感じ、ときを想う日記](705)7/10 七月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・いま、ユリが満開です。「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と謳われるように、ユリは昔から美人の代名詞の一つ…

健康診断 ’15

[風を感じ、ときを想う日記](704)7/4 健康診断 ’15 今年も、市主催の健康診断の季節がやってきた。1ヵ月前から、近所の内科医院に予約しておいたが、希望者が多くやっとその順番がまわってきた。この日は、医師の指導によって朝食を取らずに出かけ…

カルガモ親子の再来

[風を感じ、ときを想う日記](703)6/29 カルガモ親子の再来 梅雨も半ばに差し掛かったというのに、関東南部では雨はあまり降っていない。町内を流れる小川も、底が見えるくらいにまで水量が減っている。一方、川底の藻は夏に向かってどんどん伸びて…

愛車のリコール

[風を感じ、ときを想う日記](702)6/27 愛車のリコール いま、タカタ社製エアバッグの安全性が世界規模で問題になっている。時間が経てばたつほど、その内容を聞けば聞くほど、その問題の根深さと大きさに驚かされる。実はこれまで、そのメーカーの…

雨中のゴルフ

[エッセイ 422] 雨中のゴルフ 父の日の日曜日、全国的に荒れ模様になると予報されていた。北の強力な寒気が南下し、南から吹き込んでくる熱風と日本列島上空で梅雨前線を挟んでもみ合いになるのだという。このため、各地で局地的な雷雨や突風が発生すると…

周回遅れのクレマチス

[風を感じ、ときを想う日記](701)6/20 周回遅れのクレマチス 確かこの鉢の蔓はクレマチスのはずだが、もう何年も花が咲いたのを見たことがない。蔓はどんどん伸びるのに、花はいっこうに咲かない。ご近所では、5月初めには満開を迎えていたとい…

アシダカグモ

[エッセイ 421] アシダカグモ 台所の壁の高いところに、茶褐色の大きなクモが“大の字”にへばりついていた。わが家には、彼らの餌になるようなゴキブリはいないし、クモが入り込む隙間もないはずなのに、いったいどうして侵入してきたのだろう。 子供のこ…

六月の光

[風を感じ、ときを想う日記](700)6/15 六月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・父の日は、米・ワシントン州のソノラ・スマート・ドッドという女性が、牧師にお願いして、亡き父の誕生日に礼拝して…

同郷人の会

[風を感じ、ときを想う日記](699)6/10 同郷人の会 私の所属する東和町人会の総会は毎年10月だが、姉妹関係にある他の同郷人会はみな年の前半に開かれている。旧久賀町の久賀倶楽部は1月、旧橘町のたちばな会は2月、そして旧大島町の大島ふる…

長谷寺のアジサイ

[風を感じ、ときを想う日記](698)6/8 長谷寺のアジサイ 今朝テレビを見ていたら、鎌倉の明月院の賑わいが伝えられていた。いわずと知れたアジサイの名所である。「そうだ!長谷寺へ行ってみよう」。かくして、まったくの思いつきだったが、鎌倉へ…

梅・中豊作

[風を感じ、ときを想う日記](697)6/5 梅・中豊作 昨日は快晴で、その上極端に湿度が低かった。一年の内でも、めったに出会うことのない快適な陽気だった。「そうだ。ちょっと早いかもしれないが、梅を収穫しよう!」。かくして、脚立を持ち出し梅…

イチゴ

[エッセイ 420] イチゴ いま、鉢植えのイチゴが小さな実をたくさんつけている。もとは、近くの園芸店で苗を1株もらってきたものだった。それを花と一緒に植えておいたら、株が少しずつ増えていった。それが急に大きくなり、たくさんの実をつけるようにな…

六本木ヒルズの展望台

[風を感じ、ときを想う日記](696)5/29 六本木ヒルズの展望台 知り合いから、六本木ヒルズ森タワーの展望台と美術館の入場券をいただいた。都内に所用があったので、六本木にも立ち寄ることにした。展望台のある52階では「スター・ウォーズ展」…

十日後のカルガモ親子

[風を感じ、ときを想う日記](695)5/26 十日後のカルガモ親子 我が町の、小川に棲みついているカルガモ親子に出会ったのはちょうど10日前のことだった。その後も彼らのことが気になっていたが、様子を見に行くだけの時間がなかなかつくれなかっ…

初夏の小川

[風を感じ、ときを想う日記](694)5/16 初夏の小川 2007年5月6日のこの日記に、鯉の産卵のことを「鯉たちの恋の季節」と題して書いている。 ・・・ふと、その川面がいやに賑やかであることに気がついた。よく見ると、川の浅瀬で大きく成長し…

富士の裾野のG・G

[風を感じ、ときを想う日記](693)5/16 富士の裾野のG・G 町内のクラブでは、昨日一昨日と、グラウンド・ゴルフを楽しむための一泊旅行に出かけた。目的地は富士の裾野、専用コースを備えた古くからの旅館である。宿泊施設はお世辞にも立派とは…

二匹目のどじょう

[風を感じ、ときを想う日記](692)5/11 二匹目のどじょう 私の所属するゴルフコースでは、公式の競技会を月2~3回開いている。いわゆる月例競技と、あとは協賛団体名の付いた競技会である。先月参加した「小田急杯」という競技会では、ネット4…

五月の光

[風を感じ、ときを想う日記](691)5/9 五月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・「立てば芍薬 座れば牡丹、歩く姿は百合の花」。よく似ているボタンとシャクヤクの、違いと美しさを和服姿の美人に例…

しらす丼

[エッセイ 419] しらす丼 駅前の、いつも繁盛している人気の鮮魚店に寄ってみたら、“釜揚げしらす”の新鮮なものがたくさん並べられていた。この食材は傷みやすいので、漁港に近いところでないといいものはなかなか手に入らない。「そうだ、今日の夕食は“…

フジ三昧

[風を感じ、ときを想う日記](690)5/2 フジ三昧 いま、薄紫色のフジの花が満開である。住宅街の公園はもちろん、自宅の庭にフジ棚を設置している家もある。フジはきわめて身近で、手軽に楽しむことのできる花だ。今回は、もう少し規模の大きな棚を…

ヨーグルトの減量

[風を感じ、ときを想う日記](689)4/23 ヨーグルトの減量 “ヨーグルト、夕方4時から全品2割引き”。今日の折り込みチラシにはこんなフレーズが踊っていた。ついでがあったので2個ほど買ってきた。朝食に欠かせない一品なので、わずかではあるが…

’15 八重洲会

[風を感じ、ときを想う日記](688)4/19 ’15 八重洲会 長年、利用してきた八重洲の富士屋ホテルが閉鎖された。閉鎖前の、昨年の八重洲会には、その危機感からだろうか、例年にない41名もの参加者があった。あれが最後だったかもしれないとあきら…

空港の閉鎖

[エッセイ 418] 空港の閉鎖 火曜日の夜、夕食を済ませて一息ついているときだった。広島在住の、家内の叔父が亡くなったという知らせが入った。葬儀は、翌水曜日の午前10時半から、同市内の可部線沿線にある民間の葬儀場で行われるという。朝一番に出か…

山口県応援隊交流会

[風を感じ、ときを想う日記](687)4/9 山口県応援隊交流会 昨日、山口県応援隊東京本部交流会という会合が開かれた。くだけていうと、在京の同郷会や同窓会などを仕切っている人たちが一堂に会し、故郷・山口県をみんなで盛り上げていこうという試…

千鳥ヶ淵の桜

[エッセイ 417] 千鳥ヶ淵の桜 一昨年は奈良県の吉野山、昨年は北上、角館、そして弘前と、関西と東北の桜の名所を広域にわたって巡ってきた。さて今年はどうする?考えてみると、次に行きたい場所が思いつかないことに気がついた。そうだ、東京にいくらで…

白から紫へ

[風を感じ、ときを想う日記](686)3/28 白から紫へ ハクモクレンが見事に咲いた。ハスの形をしたあの白い大きな花びらが、春の明るい日差しにきらめいている。実にきれいだ!そう思って眺めているうちに、その盛りはあっという間に過ぎ去っていっ…