梅・中豊作

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[風を感じ、ときを想う日記](697)6/5
梅・中豊作

 昨日は快晴で、その上極端に湿度が低かった。一年の内でも、めったに出会うことのない快適な陽気だった。「そうだ。ちょっと早いかもしれないが、梅を収穫しよう!」。かくして、脚立を持ち出し梅の収穫に取り掛かった。

 作業を始めてみると、立派に成長した梅の実が葉っぱの陰から次々と現れてくる。最初はうれしくなってドンドンもぎ取っていたが、そのうちだんだん嫌気を催すようになってきた。脚立のてっぺんに立ったり、枝によじ登ったりするのが、体力的にきつく感じられるようになってきたのだ。

 それでも、とにかく頑張って全部をもぎ取った。スーパーのポリ袋でたっぷり4袋はあった。体重計に載せてみたら、13キロ少々だった。そういえば、昨年は超不作で3.5キロ、一昨年は大豊作で27.7キロ、その前年は5キロだった。素人のやることは、その結果にこんなにも大きなブレが生じるのだ。

 家内は、さっそく梅ジャム作りに取り掛かってくれた。全収穫量の半分近い6キロをそれに当てるという。よく洗浄し、水で煮込むとすっかり柔らかくなる。それを金網で裏ごしして果肉だけを取り出し、砂糖をたっぷり入れて煮詰めると、梅ジャム一年分の出来上がりである。

 いま、次の作業として、梅酒と梅サワー造りに取り組んでいるところである。これで、今後一年分の‘健康の素’が揃うことになる。