梅の収穫

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[風を感じ、ときを想う日記](447)6/25
梅の収穫

 留守にした一週間の間に、わが家の梅はすっかり色づいていた。ジャムにするにはちょうどいい熟れ具合だ。時差ぼけのさめやらぬ昨日の午後、脚立に上がり、さらには木に登って全量を収穫した。

 測ってみたら、ちょうど14キロあった。わが家の歴代の記録・18キロには及ばないが上出来の部類に入る。昨年の収量は5キロしかなく、その反動もあったのだろう。

 色づきのいいもの8キロをジャムに、残りのまだ緑色のままのもの6キロを梅サワーにした。昨日の午後から今日の昼過ぎにかけて、まる1日を超える作業となった。家内の恒例行事だが、結構な重労働ではある。

 来年のために、そのレシピを記録しておくことにする。・・梅をよく洗い、それらを大きな鍋でさっと茹でる。それを金網のザルで裏ごしし、果肉の部分だけを取り出す。再び大きな鍋に戻し、2キロの砂糖を加えてトロ火で約1時間煮詰める。ドロドロになったところで、塩を少し加えて火からおろす・・。これで、一年分の梅ジャムのできあがりである。

 わが家では、ヨーグルトを朝食のメニューに加えているが、酸っぱくてそれほどうまいとは思えない。ところが、それに酸味の利いた梅ジャムを加えると不思議といけるようになる。今年もまた、うまい朝食が食べられそうだ。

写真:バラは、ウィーンのフォルクス公園のバラ園に咲いていたもの。