ヨーグルトの減量

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[風を感じ、ときを想う日記](689)4/23
ヨーグルトの減量

 “ヨーグルト、夕方4時から全品2割引き”。今日の折り込みチラシにはこんなフレーズが踊っていた。ついでがあったので2個ほど買ってきた。朝食に欠かせない一品なので、わずかではあるがありがたいセールである。

 たしか、乳製品はこの春から値上がりすると聞いていたが、いつも購入している北海道のY社の小売価額は上がっておらず、こうしてセールの目玉商品にまでなっている。買う側にとってはまことにありがたいことである。

 ところでもう一社、たまにセールの対象になる商品がある。前にあげた会社のものは400ミリリットルだが、その東京のM社の商品は450ミリリットル入っている。同じくらいの価額のときは、好んで後者の商品を買うことにしている。一割強余計に入っているので気持ちが豊かになるためだ。

 先日、そのM社のヨーグルトを別の皿に取り分けしているときだった。プラスチックの容器がなんとなく小さく見えた。不審に思って内容量の表示を見ると400ミリリットルとなっていた。値上げすると聞いてはいたが、結局こんな形で消費者の目先をごまかしていたのだ。

 その翌日、家内がチラシを見て、この化粧品は価額据え置きで中身が増量になっている、といって買い物メモにリストアップしていた。メーカーは、こうして減量と増量を繰り返しながら消費者をリードしているようだ。