二匹目のどじょう

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](692)5/11
二匹目のどじょう

 私の所属するゴルフコースでは、公式の競技会を月2~3回開いている。いわゆる月例競技と、あとは協賛団体名の付いた競技会である。先月参加した「小田急杯」という競技会では、ネット4アンダーで運よく準優勝に滑り込めた。入賞は、実に5~6年ぶりのことである。

 心身のピークを過ぎてからというもの、公式ハンデは年1つくらいの割でどんどん落ちていった。昨年度までに、ピーク時比11も落ちた勘定である。それだけでは追いつかなかったらしい。今年度になって、さらに4つも落ちた。いままで落としきれなかった分を一気に調整したのかもしれない。

 落ちるところまでおちたと実感した。と同時に、これだけハンデをもらえれば上位入賞も期待できるかもしれない。そんな気持ちで臨んだ競技会での準優勝だった。まさにハンデに救われた上位入賞だった。このときのアンダー分4は、次回以降のハンデから差し引かれることになった。

 そんな中で、昨日の日曜日、「皐月杯」という月例競技に参加した。今度もうまくいくかもしれないとひそかに期待感を抱いてのことだった。さらには、表彰式で恥ずかしくないようにと、ブレザーまで着用する念の入れようだった。

 うまくいくときにはうまくいくものだ。厳しくなったハンデを乗り越えて、5アンダーで優勝してしまった。どじょうは、柳の下に2匹目もいたのだ。