七月の光

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[風を感じ、ときを想う日記](705)7/10
七月の光

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

 ・・いま、ユリが満開です。「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と謳われるように、ユリは昔から美人の代名詞の一つとされてきました。現代では、とりわけ動的な要素に注目が集まることから、それらの中でもユリが一番条件に叶っているのではないでしょうか。

 ユリの球根は、鱗片とよばれるウロコのような形をしたものが、百枚近くも重なり合ってできています。それが「百合」と書くようになった所以とされています。ユリの球根が、食用や薬用として、その花以上に永く人々に愛されてきた証しでもありましょう。

 ユリは、球根で私たちの身体を、花で人々の心を優しく癒してくれます。そして、ユリ以上に若い人たちを勇気づけるのが、私たちゆうゆう世代のいきいきとした生き方です。・・

 ところで、その美しいユリだが、花粉が手や服に着くとなかなか落ちなくて苦労する。そこで、簡便な方法を調べてみた。手の場合は、乾いたティッシュで軽く拭いてから石鹸とぬるま湯で洗う。服の場合は、ガムテープで軽くトントンしてテープ側に付着させる。同じところではやらない。花粉をこすらないのがポイントのようだ。納得できなければ、あとは薬品の出番である。