三月の風

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f:id:yf-fujiwara:20220315123055j:plain[風を感じ、ときを想う日記](1100)3/15

三月の風

 

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

 

 ・・・目がかゆい、鼻水やくしゃみが止まらない。今年もまた、その花粉症の季節がやってきました。このような症状は、杉や檜あるいはブタクサなどの花粉によって引き起こされる目や鼻のアレルギーとみなされています。これは、「IgE抗体」という花粉に対する抗体が、体内に一定以上蓄積すると現われはじめるアレルギー反応だそうです。その度合いは個人によって大きく異なりますが、長く生きてきた証であるともいえそうです。

 

 予防薬や治療薬の決定版は、いずれも開発途上にあるようです。一方、花粉を出さない杉や檜も開発中のようですが、完成しても置き換わりには50年単位の時間が必要なようです。当面は、コロナ対策同様、徹底的な自衛策で凌ぐしかなさそうです。お大事に!・・・

 

 ゆうゆう通信の、時候の挨拶部分は、私が担当するようになってこの3月号で、2012年4月号以来ちょうど10年、120号に達した。担当当初から、1行が43字、全部で8行内におさめるようにしている。挨拶は短い方がいいということと、通信文書全体のバランスを考えてずっとそれにこだわってきた。

 

  おかげで、短歌や俳句のセンスに少しは近づいたと考えている。これからもこの挨拶文を通して、作文の精進を重ねていきたいと思っている。